内容説明
「もう、ひとりも仲間は殺させない」記憶が戻らないまま暴力の世界に生きることを決意したタケル。テロ組織アトラ・ハシースでは非情なテロリストとして畏怖と憧れの目で見られた彼だったが、八神初穂との出会いが大きな変化をもたらしていた。組織からの刺客イシュタルもその変化に戸惑い、心に迷いを生じる。だが、タケルの包囲網はさらに狭まり、闘いはさらに苛烈さを増してゆく――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
54
殺人鬼のように恐れられるタケル。各国はなんとしてもそんなタケルが欲しい。他の国に取られる位なら殺してしまえ???何たる驕り!。この本が書かれたのが2010年?未だにその驕りがプンプン匂う米ソ。死が一瞬にしてヤクザ屋さんをも襲う。一瞬にして木霊も逝った。イシュタルとどんな展開になるかと期待していたのに・・。さぁ最終巻が待っている。明日からタケル並みの怒涛の一週間が襲う。今日のうちになんとしても読了せねば2016/12/26
ヤジマ
30
主観点 9.1./10 タケルの抹殺を目論むアトラ・ハシースに加え、タケルの戦闘能力を取り込むために暗躍するCIA(アメリカ)やKGB(ロシア)までもが参入し、物語は混沌と化してゆく。ヤクザの事務所に手榴弾が投げ込まれ、六本木でマシンガンが乱射され、一気に登場人物がフェードアウトするという荒い展開に、もう目が離せない。それにしても、彼が死んでしまったのは非常に残念。それほどにタケルの魅力は神々しいものなのだろう。タケルの正体は一体如何なるものなのか。ここまで来ても尚、まだ謎は多い。いよいよ物語は最終章へ。2024/06/09
タルシル📖ヨムノスキー
23
2巻の最後でCIAのエージェントに銃で撃たれてしまったタケル。そんなタケルを助けたのはKGBの大佐。命の危険を感じたタケルはソ連大使館を脱出!そこからタケルとCIAそしてKGBが街中で大乱戦。国際テロ組織アトラ・ハシースも未だタケルの抹殺を諦めてはいない様子だが、刺客として送り込まれたイシュタルはその命令に疑問を感じはじめ…。タケルと釣り合う存在になりたいと願う初穂は、ここにきても明らかな変化はみられず、これあと一冊で綺麗にまとまるのかしらと心配になったりもする。それにしても木霊……。この勢いで最終巻へ!2022/08/04
このん
14
(2018年6月12日4758)感想は全巻まとめようかな。2018/06/12
スナイデル
11
3.52020/05/25
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