内容説明
タケルとの出会いにより、駒引神社の巫女としての能力が目覚めはじめた八神初穂は、八神家に伝わる『八神文書』とタケルの過去に深く関係する『ギルガメッシュ叙事詩』との間に共通点を見出す。一方、タケルの「真の力」の発現を恐れるテロ組織アトラ・ハシースは、タケル抹殺作戦を展開する。さらに、その並外れた戦闘能力に目をつけた各国の諜報機関は、タケルの籠絡を謀り、工作員を送り込むが――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
55
男の笹目さんや木霊さんだけじゃない、私だって「血が熱く」なりますよ。それぞれの登場人物が自分の足で歩き出してきました。イシュタルに女を意識する木霊さんのこれからに興味深々。巻枝さんまでが興味を持ちだした。ヤクザやさんの客分でいて暴れたから、アメリカのCIAやソ連のKGBまでがタケル確保に乗り出した。さてさて続きは明日のお楽しみ2016/12/25
タルシル📖ヨムノスキー
22
タケルは八神家を去りヤクザの親分の用心棒として働く。ヤクザ同士の争いから発展する初穂の誘拐。謎の組織アトラ・ハシースと各国の関係。タケルを手に入れようと動き出すCIAやKGB。なんかどんどん話が大きくなってきた。そして出てきました携帯電話!ヤクザの親分の必須アイテムみたいに書かれていて、まだ庶民には普及していない時代の話なんだと改めて思う。いくつか見せ場のバトルシーンがあって、最後には地下闘技場みたいなところで闘うことになるが、タケルが強すぎてどれもあっさりケリがついてしまう。さすがに銃には勝てないけど。2022/08/04
klu
13
CIA,KGBまで巻き込んでの派手な様相になってきました!2020/05/21
このん
12
(2018年6月10日4757)2018/06/10
スナイデル
11
42020/05/24