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内容説明
カルバリアに戻ったユカはすべての天使と“テンプリニヨン”の廃棄に動く。シャレムもジリーナら身寄りのない子供たちと共に、カルバリアを去ろうとしていた。一方、束の間の平和を満喫していたレインとマチカだが、ユカに「どこへでも行け、勝手にしろ」と言い放たれたにも関わらず、ふたりは強く深くユカを想っていたーー。そんな時、あの男がカルバリアを襲撃する……! 番外篇『置き去りの国の姫』、『置き去りの国の王子』も収録。驚心動魄のネオ・アウトロー・レジェンド、第十弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
19
☆ 巨大軍事産業カルバリアの社長夫人シャレム。彼女は息子イースを亡くした時から少しずつ壊れていった。なぜ私の子供が死んだのに世界は何も変わらず続いていくのか。どうしてみんな生きていられるのか。沢山の孤児を引き取って養子にしても心の隙間は埋まらない。そんな彼女がイースの代わりとして育ててきた少年ユカ。ユカは自分はシャレムの息子ではないと彼女を拒否するのだが、彼女はユカの危機に命を懸けて立ち向かうのだった。母の強さと格好良さ、「生まれて来てくれて、私の子供でいてくれてありがとう」の台詞に涙がこぼれました。2017/09/06
陸抗
12
【再読】シャレムが、切り捨てたものを拾い、大切な者の為に戦う。イースの代わりは誰もなれず、シャレムが集めた子供達は、一人一人がかけがえのない存在。それを知るのが、フォークとの戦闘の直前だなんて。レインの不老不死の能力が消えてしまい、どうなってしまうんだろう。2018/06/18
ねね
1
シャレムの戦いの巻。皆がちゃんと世界を、現実を受け入れ始めて戦い始める。それはとても切ないことで、なくしたものを受け入れていくこと。生きることはその連続で。だけど新しい出会いがあって、なくしたものの記憶も残る。レインが言う「みんなこんなに誰がを好きなんだろうか。こんなに好きでみんなは苦しくないんだろうか。忘れたくない、忘れたくないな――…」って言葉がとても印象的で、切なくなる。ただ11巻まで来て思うのは、フレイアがとにかく報われなかったなーということ。レインの中の折り合いは、ついたのかな…。2013/10/27
たなか
1
泣いても走る女の子はかっこよくてかわいい。という話。年寄りにはちょっとこっ恥ずかしいな~と思いながらも、面白かった。2011/02/12
りっか
1
シャレムの最後は最高に格好良くて泣けた。きっと今穏やかな気持ちでイースの隣にいると思いたい。ユカはレインを失う孤独と恐怖と絶望で、どんなに苦しんでいるだろう。転生したユカがレインと出会った時のシーンが浮かんでたまらなかった。2009/11/08
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