ウィングス・コミックス メテオ・メトセラ（２）

著者名：尾崎かおり【著】

新書館（2012/04発売）

• ISBN：9784403615979

内容説明

六百年の時を生きる＜長寿者＞レインの宿命を見届けるべく、彼の後をついていくマチカ。謎の女・シャレムの追跡をかわしつつ旅を続ける二人の距離は、次第に縮まっていく。だが、運命は二人を容赦なく引き裂こうとする……!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

◎ 不老不死の「長寿者(メトセラ)」ことレインは、彼の首を狙って追いかけてきた殺し屋の少女マチカとともに旅をする事に。古代科学の遺跡から生物兵器を発掘する巨大企業の社長夫人シャレムは、レインの不死身の秘密を解くべく、部下を派遣するのだった。レインの過去や敵の持つ事情など、だんだんと物語の全貌が見えてきました。不死身の身体を持つゆえの悩みも描かれていて良い感じ。

2017/09/05

[陸抗]

【再読】レインが不死身になった理由が垣間見えた。それ以上に孤独に苦しむレインとマチカが、互いを必要としてるのに、歩み寄れないのが辛い。レインは、自分の運命にマチカを巻き込みたくないのよね…。始めて読んだ時、シャレムは強い女性だと思ったけど、今は、弱い部分を無理矢理切り捨てないと立ってられない、弱い人だと思う。シャレムの部下の、ユーリはアホ可愛い。

2018/04/24

[チューリップ]

恋愛的な要素もあるとは思っていなかったのでちょっと驚いたけど良かった。マチカにとってはまだ自分でも分からない何かって感じなのもいいな。敵側の事情みたいなのも描写されてきてそっちはそっちで面白くて気になった。

2017/08/12

[ねね]

レインが色々想い悩んでマチカを泣かしてばかりいる第2巻。「よかった、いつものレインだ」「昔に死んだひと。他には何一つ残っていないから」マチカの気持ちは、まだどこか雛の刷り込みに近いモノ。だけどほのかに恋をしている。14才にしては幼いけれど、何せボクっ子だからな(^^ゞ可愛いです。「レインを助けてあげる」この２人が抱き締め合う姿を見るたび何だか泣きそう。ユーリとシャレム、敵方の彼らのドラマも見所の第2巻。ジリーナが若葉マーク貼るシーン可愛くて好き。

2013/10/22

[ASKA]

意外と恋愛要素もあるのか。敵側の事情もヘビーそうだなー。つかマチカー！？

2011/09/18