内容説明
三族に己の翼と牙と爪を分け与えたはずの龍族は、一体「何族」に一番近しいのか? ついに四族の代表と聖典に表記されない存在が支配者の元に辿り着く。この先に真実が――「世界」の謎が待ち受ける!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅蓮
5
再読 ついに最終巻です。やっぱり面白かったなぁ。最後の最後までこれでもかってほど盛り上がりっぱなしでした。全ての真実が明かされた後もまだまだこの世界に浸っていたい気持ちでいっぱいでした。この本が出たのはちょうど5年前だったんですね。外伝みたいなの出ないのかなぁ。2014/09/06
月華
5
図書館 2009年9月発行。完結。最初から物語を全て組み立てて伏線を回収するのはすごいなと思いました。話しの視点がコロコロかわるのはやっぱり少し読みづらかったです。2014/05/05
あすべる
3
1巻のサブキャラがまたまた登場し、物語に絡んでいく。そして、衝撃的なラスト。個人的には、視点がいろんな方向に飛びまくっていたのが気になりました。読み込むとなかなか楽しいけれど、別の人、別の時間の視点にころころ変えられるのはなれないと・・・なぁ。2012/02/19
太朗
2
4巻読了後すぐに読み始めたのに、頭の部分読んだ時点で本が行方不明に(笑)ようやく掘り出して前巻までの話を思い出しつつ読了。しかし、懐かしき人々がまさかの場面に登場登場でニヤニヤしつつ、もう一度一巻を読み直したくなりました。全五巻、結果的にだらだらと読んだ形になりましたが、面白かったです2013/03/08
Hammer
2
最終巻。ベルネ=レスティたちもついに龍族の元にたどり着く。そして人もそれ以外の各種族もまったく予想も望みもしない世界の真相を知ることになる。1巻から出てきたサブキャラたちをほとんど再登場させて、それぞれ見せ場を作るっているはたいしたものです。世界の真実が望まないものでも、この物語の登場人物たちはこれからもしぶとく逞しく生きていくに違いないと確信できる物語の終わりだった。2011/11/04