C★NOVELSファンタジア 創世の契約１ 龍族

著者名：花田一三六【著】

中央公論新社（2012/11発売）

• ISBN：9784125009834

内容説明

迫害され、大陸の片隅に追いやられた人族の国境の町に「一生に一度会えたら幸運」とまでいわれている龍族が現れた。そして『世界』を揺るがす事件は始まった――花田一三六の意欲作！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[紅蓮]

再読　茅田砂胡さんのレディーガンナー読んでからずっと読もうと思い、本棚の前の方に置いておいてたんですが、やっと久々の異世界ファンタジーの気分になれたので、一気読みに入る予定です・・・（笑）　至高は最初に龍族を創り、その翼を鳥族に与えた。その牙は犬族に、その爪は猫族へ。――――人族には何も与えられず、と。「大陸のおでき」と呼ばれる序列の最下層にある人族の暮らす国の国境の町に龍族の学者が降り立ったところからお話は始まりますが、やっぱり好きですねぇこの世界観。さて、サクッと２巻に行きましょうかね。

2014/09/04

[ふぃー]

主人公がわからないまま読んでいくため不安定な足場の中進むのと似たような感覚に陥りますが短編毎に登場人物のイラストが載っているのはわかりやすくて良かった。台詞が「」に収まらない書き方に驚いたが話のテンポが良く感じられる。

2011/12/08

[itimiya]

短編形式でそれぞれが微妙にリンクしながら物語が進んでいく感じがすごくいい。本編では名前が出る程度なのにそれぞれに物語があるって世界がすごく広がっていく感じで好きですね。

2010/05/30

[あすべる]

短編集のようで、繋がった部分があり物語がおもしろくなったところで次巻へ続く。読み進めるにつれおもしろみが深まるが、時間軸や視点が様々なのが残念な部分か？

2011/10/10

[愁星]

1冊でプロローグな短編集。主人公は表紙一番手前のベルネ。

2011/01/17