電撃文庫<br> ウィザーズ・ブレインVII 天の回廊<下> 下

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電撃文庫
ウィザーズ・ブレインVII 天の回廊<下> 下

  • 著者名:三枝零一
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2014/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048678513

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内容説明

北極上空の大気制御衛星内に転送されてしまった錬たちは、アルフレッド・ウィッテンの遺した日記を発見する。そこには魔法士誕生の秘密と、ウィッテンの苦悩が綴られていた。 ――天樹健三、エリザベート・ザイン、ウィッテンの三人が発表した情報制御理論、そしてその成果である魔法士は、世界の軍事バランスに大きな衝撃を与えてしまう。三人は「自然発生した最初の魔法士」アリスを守るため、大気制御衛星内に彼女をかくまうが――。 過去と現在を繋ぐエピソード7、いよいよ完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

32
黒髪のアリスを追いかけて、天才数学者アルフレッド・ウィッテンが飛び込んだのは最先端の魔法迷宮にして、思春期謹製恋の迷宮。もしくは混沌。鏡によく似た情報制御の世界。君が笑えば、僕も笑う。僕が君に恋をしたのが先?君が僕を好きになったのが先?真夏の海、大脳生理学との境界線、真夜中の自転車道、物理学との融合、秘密の研究所、もっと二人だけの秘密。最愛の君が幻なんて考えられない。僕は世界を変えに行く。出逢った頃の様に鏡を飛び越え、うさぎ穴を通り抜け、現実を乗り越えて見せるから。必ず辿り着く。だからもう少しだけ待ってて2014/06/20

まりも

17
次々と語られる衝撃の真実の数々。雪、ファンメイ、ヘイズ達魔法士が生み出されるまでの経緯も語られた事で今までの話が一つの形に纏まり始めたけど謎が全て明かされたわけではないんですよね。アリスとウィッテン二人の穏やかで幸せな日常は終わりが来るのが分かっていただけに読んでいてすごく切なさがありました。ウィッテンが語らなかった南極にある答えと雲を除去する方法とは何なのか。謎が謎を呼ぶ展開の連続のまま終わってしまったので続きがすごく気になる。2014/11/13

nob

9
シリーズ第13巻。北極編完結。アルフレッド・ウィッテンの遺した日記に書かれていた、魔法士誕生の秘密が明かされる。12冊に及ぶ壮大な伏線を回収しながら、今まで謎だったウィッテンとアリスの過去が明らかになっていく展開が本当に面白かった。南極でウィッテンが見たものとは何だったのだろう。そして、真昼の本当の目的も明らかになって、ここから物語は加速していきそうな、そういう予感を感じさせる終わり方だった。次巻が本当に楽しみ。シリーズで一番面白い巻だと思う。2019/07/10

晦夢

9
魔法士誕生の謎が明らかとなる。過去に魔法士のために戦ったアルフレッドウィッテンと現在をつなぐ物語。どんどんと真相が明らかになる。さらに最後にまた気になる謎が。真昼の思惑も明らかになりこれから加速していきそうで楽しみ。まあ真昼のこの独断専行な感じはすきじゃないんだけどね。2015/05/14

灰音

6
再読!2023/08/01

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