内容説明
《マザーシステム》暴走によるシティ神戸崩壊から4ヶ月。 便利屋を営む《魔法士》錬とフィアは、調査に訪れたスイスの古い地下実験施設で一人の少年と出会う。 少年の名はエドワード・ザイン。 《魔法士》の生みの親の一人、エリザベート・ザインが生涯最後に作り出した最高の《人形使い》、そして世界に三機しか存在しない、雲上航行艦『ウィリアム・シェイクスピア』のマスターであった。 シティ・ロンドンを脱走したエドは、追手を逃れてこのプラントに潜んでいたのだ。 そして彼ら三人の前に現れた追手とは、雲上航行艦《HunterPigeon》を駆るヘイズとファンメイだった……。 滅亡へ向かう近未来を舞台に、物理法則すら操る《魔法士》たちの戦いを描く、シリーズ第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
emopit
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惹かれるように集まってくる。 どうなるんだろ。2023/05/16
隠居
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【電子書籍】ファンメイが何をしたって言うんですかぁ!!(泣) ファンメイの境遇がまさに太陽のないこの終末の地球そのもので、読んでいて苦しくなってくる……。あんなに良い子なのに……。 三巻までは別々の主人公がそれぞれ活躍したが、エピソードⅣでは再び錬とフィア、ヘイズとファンメイが登場。新たな魔法士エドも加え、『世界樹』を巡る動乱に巻き込まれる。 エドが本当に幼い子(実際生きた年数は本当に幼いのだが)みたいで、いちいち動きとか言動が可愛い。もう読んでいるだけで可愛い。でも能力は可愛くないんだよなぁ……。2023/05/01