内容説明
信州猪田藩藩士で一刀流の遣い手滝沢俊作は十八歳の時、若君の近習に抜擢され江戸藩邸へ。しかし、二年が経ったある日、同僚を殺害という身に覚えのない罪で藩を追放される。ひょんなことで知り合った浪人の万請け負いの仕事を手伝うのだが、未だ慣れぬ江戸の町を右往左往する……。待望の新シリーズ第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春日
5
おいらかとはおっとりのことだそう。おっとり侍さんとは言っても見た目はなかなかしゅっとして二枚目そうな、今でいうところの草食系男子な感じがします。なかなか可愛い好青年です。彼を取り巻く人々も味のある人たちばかり。面白くて一気読みしました!時代物お約束の、シリーズ全編にかかる不穏な影をちらつかせながら、爽やかに締める一作目。何気なく図書館で手に取った一冊でしたが、先が楽しみなシリーズに出会えました。2015/03/25
unya
1
楽ちんに読めました。楽しかった。2012/10/14
ひかつば@呑ん読会堪能中
0
藩を離れて職を探し用心棒を始めさまざまな事件に出会い、というのは藤沢周平の名作用心棒日月抄を思い出させる。うぶでおっとり、弱そうだが強く頭もよい若い主人公がいい。藩追放の謎が解決されるまで楽しめそうだ。2012/04/28
いえのぶ
0
おっとりとしてさわやかな信州猪田藩(飯田藩?)の侍が浪人となり、江戸の町で暮らしながら成長していく。芦川さんの「似づら絵師」シリーズとも共通するやさしさを感じる物語。2011/09/25
M2
0
読みやすくて面白い。おっとり爽やかな好青年の主人公も魅力的だけど相棒の無精髭がとても好み。続きが気になります。2011/05/17
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