死と彼女とぼく ゆかり(2)

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死と彼女とぼく ゆかり(2)

  • 著者名:川口まどか【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063404548

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内容説明

死にたいと本心から願う者など誰もいない。死者の姿を見、声を聞く力を持つぼくと彼女には、痛いほどそれがわかるんだ。ぼく・松実優作(まつみ・ゆうさく)が出会った少女は、事故で失った兄のあとを追おうとしている。ぼくの彼女・時野(ときの)ゆかりが見つけた死者は、残された息子の行く末を案じて青い河を渡れずにいた。生者が死者を慕う気持ち、死者が生者を想う気持ちを、ぼくたちは心の底からなんとかしたいと願い続ける――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文吾

8
★★★ /同僚に殺害された「ナツミ」と心が歪んで人型を保てなくなった少年「ウザトカゲ(通称)」のためにゆかりと優作が奔走。ウザトカゲの方は別件でネグレクトされてる少女が絡んできて辛かった。静かに淡々と話が進む。死んでも絶対に楽になんてなれないと語る2人に、色々考えさせられる。2018/07/19

蓮 

3
感想×□2020/01/13

ヨダ

3
レンタル。2014/06/11

シーラ

2
息子を残しては死ねないし、息子のために汚名はそそぎたいよね。ええ、仕事も大事ですが。人の心はホントに複雑ですな。2019/11/02

ももりん

2
ゆかりちゃんと優作君のお祓(?)能力がもうプロ級。今回は同僚に殺された女の人とゲーム好きのマザコン死者のお話2編。どっちも安定の面白さ。ウザトカゲが実はかなりのイケメンだった事が一番の衝撃でした(笑)2018/12/14

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