内容説明
強襲母艦「アトランティス」に、リーナが操縦するギガースに続き、ロシア空軍の流れを汲む、オージェたち空間エアフォースが艦載機部隊として加わった。新しい僚友を迎え、宇宙海兵隊は再び戦いに臨み、火星軌道上でジュピタリアンと相まみえる。迫真の軌道交差戦の描写は必読! 伝説の傑作、いよいよ急展開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
166
今回リーナは脇役に徹し、カーターと女記者の活躍が目立つ。やや政治劇の様相を呈してきた。鼻っ柱の強いロシア空軍も参加してこれがまた存在感ある。火星軌道上でのジュピタリアンとの死闘で死んだはずのあいつが?これからの展開が楽しみになってきた。今野さんの描写はどれもこれも淡白だが、今回のシリーズにはぴったりだ。これらかの展開が楽しみになってきた。2020/07/22
宇宙猫
31
★★★ 政治的陰謀の方に比重を移していくのかな。並行して進む話はおもしろいけど、ラノベとしてもスペオペとしてもSFとしても中途半端。2016/02/29
canacona
22
さすが今野敏、さくさく読めます。今回ギガースはあまり活躍せず、政治的な流れが見えてきたものの盛り上がりには欠けるかな。記者コニーの取ってつけたようなスパイ容疑だとかで、地球側がどんどん胡散臭く見えてきた!更に、死んだと思っていたサムが、ヤマタイ国に助けられていて寝返り、ヤマタイ国の半数以上の隊員が地球からの寝返りだというのも、気になる。民主主義が腐りつつ描かれてるものの、未だ君主制?ヤマタイ国は謎のまま。どうしてもこの問題は避けて通れないのか。ギガースはどう答えを出してくれるのか、気になります。さて次へ。2020/08/18
いちろ(1969aMAN改め)
11
via_kindle。底本はこちらのようでした。空間戦闘をこなすにはもはや人による操縦には限界が。人とマシンとOSとの連携と信頼。戦場は宇宙空間に浮かぶ点。そこまでの移動は計算された軌道に乗り、加速も減速も許されない。軌道が交差する点が戦場になる。2014/06/17
redmove
8
22世紀、独立を宣言した木星圏を支配するジュピタリアンと地球連合の戦いを描くリアルロボットSF物。ギガースシリーズ2弾。今回は、強襲母艦アトランティスに空間エアフォースのエース・オージェと最新鋭機ツィクロンが配属・配備され、火星軌道上で、ギガースを操るリーナ達海兵隊と協力して戦う話とこの戦争の停戦を目指して活動する議員ジンナイと記者コニーが協力するまで。物理的制限が強くて、シビアな感じはわかるが、爽快感がないなぁ。話は面白いけど。後、オージェと言えば、エルガイムが浮かぶ自分にとってこの名前は馴染みにくい…2015/02/23
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