内容説明
神によって呪われた異世界に、「救世主」として召喚された高校生・香芝省吾。レネゲイドによってとらわれていた恋人・メリニを救い出すべく行動を起こした省吾は、前救世主・レオンの協力もあり、レネゲイドからの奪還に成功する。そんな中、代行者出現の報を受けた省吾は迎えうつべく出撃するが、残存する代行者たちは驚くべき戦法――自らの身体の構成を変化させ、世界に直接「呪詛」をまき散らす――に出る。呪詛に呑み込まれた省吾は、そこで神の記憶と対面することになるが――。榊一郎が贈る本格異世界ファンタジー、いよいよクライマックスの第9巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
3
ネロの暴走は予想できていましたが、まさかここまでとは。次回最終巻、全てが終わった後に残るのはネロなのかバルドなのかゼブロンなのか、それとも。的確な人間描写が光る、それゆえ他のファンタジーとは完全に一線を画している本作品残り一冊、すぐさまの勢いで読み継いでいこうと思います。2013/06/06
た〜
2
浦島花梨太郎さん復活! だけれどそれは物語全体には割と些事でした2013/04/23
K-Wing
1
想像以上のえげつないことしてるな…。 質より量はいいけどどうやって詰め込んだんだろう。 2016/11/11
しゅう
1
読了。前巻で代行者が全滅することは予想できた事だが、その後の展開を見るに、五氏族は一度権力を握った人間が陥るテンプレを演じてくれてわかりやすい流れではあった。2016/04/07
永山祐介
1
何はともあれ、一番好きだった花梨がやっと省吾と再会できたのは嬉しいところ。花梨の気持ちが恋愛的なそれではないと明言されちゃったっぽいのは残念ですが(苦笑)。2008/06/24