フォアミセス 光とともに…～自閉症児を抱えて～（13） - ～自閉症児を抱えて～

著者名：戸部けいこ

秋田書店（2013/03発売）

• ISBN：9784253105835

内容説明

中学生になった光くんの世話だけでなく、小学生の娘や親の介護に大忙しの幸子ママ。それって不幸なこと……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[takaC]

花音ちゃんもエラいぞ！

2011/06/13

[紫陽花]

光くん、思春期到来。幸子にわざとさからったり、バスでは離れて座ったり。花音ちゃんのほうは、学校のクラスメイトに、光のことを悪く言われたり、仲間はずれにされたり。子供は親からの情報で判断してしまいがち。なんだか悲しくなりました。正しい情報を伝えていく決意をして、みんなにお手紙を書く幸子は偉い。そしてなんと引っ越しして雅人の母と同居することに。光くん、環境変わるの大丈夫かな。

2024/05/30

[フキノトウ]

光反抗期へ。性への芽生えも出てきて難しいなと思ってしまった。妹の花音ちゃんへの嫌がらせや心ない言葉。花音ちゃんの涙にもらい泣き。悔しいよね。

2020/08/19

[みなみ]

アプリで読んでた続きを図書館で借りてきた。自閉症と知的障害をあわせもつ東光。中学生になり、今までできなかったことができるようになり、関心がなかったことに強い興味を持つようになる。車のドアを開けてしまったり、手を洗わない同級生に何度も注意したり…危険だし、迷惑なのだが、光には理解できないのでなんとか伝えていくしかない。光の特性をからかわれた妹の花音が痛々しい。からかう同級生は本当に「子どもだから」「悪気がない」んだろうなと思う。悪気がないから。子どものすることだから悪くないなんてことはないのだ……

2022/05/31

[椿]

性の問題が出てきてるなぁ。お母さん達の話が興味深い。外ではダメ、を分かってもらうまで根気がいるんだね～。考えたことなかったよ。あとは、姑のデートに対して娘と息子がピリピリしすぎな気がする。いつも放置して寂しくさせてるくせに、とか感じてしまった。これからは、姑の恋愛問題とかも出てくるのかな？

2015/11/11