電撃文庫 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち（4）

著者名：壁井ユカコ

KADOKAWA（2014/11発売）

• ISBN：9784048670135

内容説明

“ホテル・ウィリアムズチャイルドバード”　通称＜鳥籠荘＞　には、変わった人々が棲みついている。　ヌードモデル、引きこもり新鋭画家、女装の麗人、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、妄想癖の美女、不気味な双子の老人──。　これは、鳥籠荘のちょっとおかしな住人たちの、だいたいフツーでだいぶおかしな日常をつづる物語。　　今回のお話は──、着ぐるみパパがお見合い！？　（第１話）。　浅井と由起の弟妹がやってきた。　ところが浅井と由起が大喧嘩して……　（第２話）。　鳥籠荘随一の変人・へれんさんが、フィアンセを拉致監禁！？　（第３話）。　ほか、浅井がキズナにモデルの解雇を通告、さらに鳥籠荘から住人立ち退きの噂が──　など、急展開の全５編を収録。　ほのぼのも、恋も、狂気も詰まった＜鳥籠荘＞シリーズ・第４弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ほたて]

鳥籠荘は『あしながおじさん』だったことを思い出した4巻でした。籠の中の平和な時が終わりに近付いてる。きっかけは浅井さんだったのかもしれないけど、鍵を握っているのはキズナ。その鍵は始まりなのか終わりなのか。続きがとっても気になるけど、次で終わりと思ったら読むのがもったいなくて…。

2014/06/19

[そのぼん]

第一話の甘酸っぱいこと(笑)。やきもち＆鈍感はラブコメテイストには欠かせないですね。キャラが立っているのでサクサク読めるお話しだと思いました。

2011/12/22

[氷風]

あらあら。まさかの急展開のラストで・・・でも浅井は自覚のない罪多すぎですねぇ。きゅんってキイナじゃなくてもしちゃうような。由起も負けずに頑張ってほしいなぁ。なんか一見ちゃらそうだから報われない。ほんとは何気１番苦労してそうなのに。へれんさんの恋人。おぼっちゃんなんてあるけど。たぶんめちゃくちゃタフだよねぇ。これこそ恋は盲目！？そのうち（というより既に）超人の域で。もしや一番の変人に昇格しつつあるかも。

2012/04/03

[ちょび]

色々進展があった4巻目。キズナの誘拐したい発言の通り、ひよりとこかげに癒された。有生と由起が二人に言った、男女で生まれた幸運を説いてる所では2巻を思い出してニヤニヤ。リンコさんがただ者じゃない雰囲気を醸し出してました。由起に言った二つ同時には手に入らないとか…ただの元カノとは思えない鋭さです。皆子の話もあり面白かった。あれからどうやって二人は付き合ったのかかなり気になる…。

2013/02/13

[ga-ko]

先が気になって、どうしても続けて読んでしまう。

2017/10/09