電撃文庫 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち（5）

著者名：壁井ユカコ

KADOKAWA（2014/11発売）

• ISBN：9784048672641

内容説明

ホテル・ウィリアムズチャイルドバード、通称＜鳥籠荘＞の住人たちは、清潔で早寝早起きでエコロジスト、良識ある真人間ばかり。あそこの住人は立派な信頼できる人々だと近隣の住人からも讃えられている。建物は古いが、きれい好きで勤勉で器量よしの掃除人たちがいつもぴかぴかに磨いて住み心地を維持している。山田パパはブランド物のスーツが似合うエリートビジネスマン。衛藤キズナはぐるぐる眼鏡の根暗な女子高校生。浅井有生は明るい性格の美大建築科学生。井上由起は売り出し中のグラビアアイドルで──あれ？　なんだか全体的に変？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ほたて]

分かりやすく優しい人とは絶対くっつかない主人公…報われない。私はやっぱり由起ちゃんおしなので、浅井さんの良さがいまひとつわからない。自分の出る幕じゃないってわかったら、すっと引く由起ちゃんの潔さが好きです。冷たくされると寂しくなるけど。

2014/06/28

[そのぼん]

一話目、まさかの○○オチ…。これでいいのか？って思ってしまいました。甘酸っぱい雰囲気はよかったです。

2011/12/24

[ソラ]

【読メ登録以前読了作品】 内容（「BOOK」データベースより） ホテル・ウィリアムズチャイルドバード、通称“鳥籠荘”の住人たちが集まって騒ぐ最後のウエディング・パーティーを皮切りに、“鳥籠荘”に終幕の時間が迫る。住人たちの行く末は?キズナ、浅井、それぞれが選んだ道は―。

2008/10/23

[氷風]

“リアルな世界の方が恐ろしい”非常に響きました。それにしても由起。なんか、なんか頑張って！！！（心から応援中）いつかそんな由起が安らげる？気を使わないような人が現れるといいな。ってか現れて。でもやっぱりキズナには有生がいい。たまにお互い深イイこと言ってるよね。あんま自覚ないけれど。一人さってまた一人さって。いつまでもいっしょって、そんなことないんだなぁって。ちょっと切なくなりますね。

2012/04/05

[侑李＠灯れ松明の火]

有生ぃぃぃぁぁぁあ！！って気分。あたしは由起よりあんたが好きだよ！由起も好きだけどね！ 個人的パパも大好き。着ぐるみじゃなくても好きよ 次の巻は何の話だろ？

2012/04/03