しおんの王（６）

著者名：かとりまさる【原作】/安藤慈朗【漫画】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063144727

内容説明

幼い時に両親を殺害された衝撃で言葉を失った少女・紫音（しおん）が、女流棋士として挑むオープントーナメントも大詰め！　紫音も、ライバルでもあり友人でもある歩（あゆみ）も、棋士としても人間としても最大の試練を迎える！　勝利に必要なのは、強さか、覚悟か、それとも――!?　本格将棋サスペンス、勝負はついに準決勝、事件の真相もついに秒読み突入!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[夜間飛行]

それぞれが将棋を指す理由を自問する。紫音は両親を殺し「王」を残して去った犯人を捜す…という目的に疑問を感じ始める。歩もまた（病気の母を亡くしたことで）金のためという目的を失い、悟は兄との対立という原点を省みる。読んでいて感じるのは、迷いつつも各自が将棋への理想を見出していくこと。鬼のような神園でさえ弟子に託す希望がある。全ては盤上から生まれるのだ。厳しい勝負を経てこそ、勝ち負けを越えた大きな目標が見えてくる。中でも羽仁名人の目ざす「高み」が気になった。歩をむりやり弟子にして非情の棋士に育てようというのか。

2020/10/05

[くりり]

歩くんバッサリ(^^)v

2013/06/08

[ざんすけ]

歩が女流をやめて動き始める。二階堂さんは誰が好きなんだ。動揺している姿がかわいいけど、揺れすぎだよ

2012/03/01

[exsoy]

うわぁ顔近いｗ

2012/01/19

[読み人知らず]

詰めれたのに気付かず詰めれなかった。ポーカーフェイスがこれほど決まるものなんだとは。

2009/01/03