しおんの王(1)

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しおんの王(1)

  • ISBN:9784063143607

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内容説明

惨殺された両親のかたわらで、少女は溢れる涙で顔を歪めていた。ただし、声は失ったまま……。言葉を奪われた少女は、やがて12歳の女流棋士として世に出ることになる。未だその姿さえ見えぬ犯人と対決するために……。安岡紫音、将棋の世界で生きる運命を背負った少女と、彼女と同じく将棋の神様に愛された少女たちが、盤上で熱く激しい戦いを繰り広げる!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

123
「かとりまさる」は林葉直子さんの筆名。4才のとき両親が殺された紫音は口がきけなくなる。7年後、将棋のプロをめざす小学生の紫音は羽仁名人の目にとまる。名人の「こんな手がさせるなら、女流なんて言葉…いつかはいらなくなるかもな」という科白に、作者の強い思いが感じられた。私は碁を打つが、読んでいて気づいたことがある。それは、囲碁にしろ将棋にしろ、すぐ目の前に、自分と同じように絶対勝ちたいと思っている人がいるということ。そして、その人がいなければ対局は成り立たないということ。そんな当たり前の発見がとても新鮮だった。2020/09/30

カザリ

28
父の蔵書。将棋をわかっていれば、もっと楽しめるのになあ。メインテーマが少女の成長、サブで犯人捜しが入る。この手の話って、犯人がわかったらすごく嫌な感じがするんだよね。。身内とかが犯人で裏切りがあったり、身内が人を裏切って恨まれていたり、陰惨な過去がでてきてらやだなあ。シオンに罪はないんだからさ、、と今から思うのでした。。シオンがんばれ!!2015/02/01

highig

10
( ^ω^)将棋漫画。幼い頃、目の前で両親を殺されてショックから言葉を失った少女 紫苑が将棋を通して犯人に迫っていく物語。現在、ブーンは将棋がマイブーム中なので、無料配信されていたのを機に読んでみた。アニメは随分と前に最終話まで視聴済みなので、今後の展開と犯人が誰なのかは分かっているのだが、久しぶりだった所為もあり、漫画には漫画の趣というものがあって面白かった。ん?原作の『かとりまさる』というのは林葉直子なのか。まあ棋士の経験が活きた良い物語。昔の頭の悪いティーンズハート小説よりも断然面白かったですお。 2016/10/02

くりり

9
『3月のライオン』と違う意味でヘビーなストーリー(^o^)o 紫音かわいい2013/06/04

レインボーパール

7
将棋のルール知らなくても楽しめる。字も多くなく読みやすいし話も深い。主人公をこのような状態にした犯人のことになぜ?という疑問がもて興味が湧き続きが気になる2013/10/03

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