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内容説明
「どうしてだ…2,000円の安ワインをモンラッシェと間違えるなんて…」 カナを「詐欺師の娘」と罵ったワイン評論家・箕島亮一がエスポワールに現れた。店に圧力をかけ、ワインを卸させないようにした相手にカナが講じた“秘策”とは…? すべてのワインLOVERに贈る特別読切「ワインの保管」も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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21
初版2007年。こんなふうに、その人や過去に合わせてワインを選び、それがまた、その人に「このワインと出会えてよかった、、」と思ってもらえる。すごいことだと思う。2018/01/11
UC
3
積みから読了。ワインに限らず物には色々なエピソードがあります。それが産まれた土地や歴史、関わった人達の物語。そういう話を聞くのは本来面白いハズなのに、なぜか語り手の話術一つで全然違ってしまう物なんですよね。主人公カナのワインのお話によって、登場する人達の人生は何故か大きく変わっていきます。カナのワインに対する情熱ももちろんだと思いますが、話の上手さってのも重要な要素だなと。うんちく(悪く言えばです!笑)をストーリーにしつこくない程度に織り交ぜる作者に脱帽ですね。2015/03/27
島耕 作太郎
2
「この安ワインは、必死でひたむきだった頃の若さも情熱も思い出させてくれた。」そういう物語のある人生がすばらしいと思うし、そのときを思い入れのあるワインと迎えるのが、何とも粋で、シブい。テーブルワインは、収穫後6ヵ月で出荷される新酒の味わいを100とすると、出荷から1年経過で70、2年経過で40まで品質が低下する。いずれは、高級な酒を飲みたいとは思うが、そんなときに思い入れのある安酒があれば、より一層酒を楽しめる気がした。2011/11/20
二条ママ
1
お客さんの抱えている問題を心地よく解決していくストーリーを読んでいて自分もスッキリになる。やはり、どの領域も、極めたら、素晴らしいことだ。2021/06/18
二条ママ
1
長女小5。独り読み。2021/06/16