溺れるナイフ（４）

著者名：ジョージ朝倉【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063414912

内容説明

憧れて共謀して恋焦がれて。初恋よりも切ない、中学生の想いがいま――。ファンの一線を越え、近づいてきた男に夏芽（なつめ）は連れ去られ、姿を消した。「異変」に気づいたコウちゃんは一人、懸命に跡を追いかけるが……。“コウちゃん。わたしたちは力も光も、思いのままで――”気高くあやうい10代が揺らぎだす!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[豆乳くま]

壮絶な巻だった。怒りしかない。夏芽もコウちゃんも周りの友達もみんなみんな変わってしまった。辛い。コウちゃんが光って見えなくなった、という表現、夏芽の中で何かが壊れたのか消えたのか胸が苦しくなる。

2014/03/09

[Romi@いつも心に太陽を！]

溺れるナイフ、てコウちゃんのことかと思ってたけど、夏芽にも当てはまる。いや、この世代の子たちはみなそうなのかもしれない。

2012/05/30

[明那]

LINE漫画にて。ギリギリ無料分読み終えれました。なんだか、上手いこと感想は書けないお話ですが、この空気には引き込まれるなぁと思います。なんだか不思議な漫画。個人的には、ポっチャリ友達が可哀想でいい子で辛い。この子にも幸せをあげてください。

2017/07/15

[いいちゃん]

辛い。あの男のせいで全てがぶち壊し。負けないで！夏芽ちゃん！！

2014/06/07

[みやび]

何も変わらないと思った。自分も意識はしっかりしてるし、ただ、体の傷が治れば、また前に戻ると思った。けど、現実はうまく行かないね。周りの反応がリアルだし、夏芽の心が本人も気づかない間に壊れてて、痛ましかった。同情の目は時に本人にとって、鋭い刃になるんだなぁ。ストーカーのせいで、夏芽の生活が一変してしまった。夏芽もコウも目立つから、行動が筒抜けなんだよね。この二人の不安定な関係にも、また変化が起こってしまうのかな。

2013/10/31