内容説明
京橋筋にある地本問屋の主・石之助が、店の土蔵の中で刺殺された。下手人は顔見知りと推測された。浮かび上がってきた謎のお高祖頭巾の女……。検屍の手引書”無冤録述”片手に、売り出し中の娘岡っ引き乙女が、江戸の市中を縦横無尽に駆け回る！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロックイ
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今回はサクッと読める短編集。表題作みだれ髪では、地本問屋の主が殺され乙女が調査を開始。すると関係ありと思っていた夜鷹も死体で発見され、根が深いことを悟る。真相に気づくまでの過程が少し弱い気がしました。が、その他の短編ではいつも通り楽しませてもらえました。個人的に第三話毒薬問屋の話がこの中では一番面白く読めました。2016/04/24
司
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短編集。このシリーズは長編よりも短編のほうが良いと思う。ご都合主義が目立たないし。2010/07/16
