内容説明
乙女が、斬殺された旗本の過去を調べ始めた矢先に仲間の一人と見られる男が何者かによって斬殺された。そして更にもう一人も……。そして乙女の前に謎の女が現れる。北町奉行遠山左衛門尉景元の娘である乙女が裁ききれない悪を冥府に堕とす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤よい
4
あの説教癖の為五郎が帰ってきます。人なつっこくて面白い為さんが乙女の下っぴきになります。 嬉しい展開です。2019/09/22
ロックイ
1
入った家の不用心さを懇々と説教するという風変わりな説教泥棒為五郎を描いた第一話「説教癖の男」心を入れ替え泥棒稼業からは足を洗ったものの不用心な家を見ると居ても立っても居られなくなりついつい木戸や門扉を潜ってしまう。悪い奴ではあるけれど憎めない奴で、それどころか愛嬌さえ感じてしまう男で、その後乙女の下っ引きとなった時は、面白くなりそうな予感たっぷりで嬉しくなりました。伊佐山は乙女にも説教癖が移らなければいいが…と杞憂していましたが、ぜひとも子分共々活躍してもらいたいものです。2016/03/14