内容説明
ある日、ある時、ある町で。リナが偶然、出会ったのは「自分探しの旅」に出た男アントニーだった。そんな男の道連れとなったリナ。二人が足を踏み入れた地は、二度と戻れぬ危険な場所だった。短編集27弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
7
KU。これは面白い。ナーガ不在だけどw 作者の話構成の技量というか、味付けの技量は上がっているけど、その分リフジーンをかませなくなってる気がする。嫌われ隊長は面白すぎ。逆玉の輿な美人奥さんと可愛い子どもまでいるあたり、現実のフジョーリを克明に書き出してる。いるいる、そういうヤツ、という。2023/01/31
isutabi
2
今回ナーガ出ない。 〔Ⅰ〕記憶ソーシツの「おこわ」とは「お前は誰」「ここはどこ」「わたしは誰」だがそんな謎の女フランソワ(仮称)の護衛を依頼され謎の犬使い男にときおり襲われる。 〔Ⅱ〕ターゲットには事前にスタンプを捺す謎の殺し屋スリープアイにスタンプを捺されパニクったフェタール隊長が部下たちや旅人や町の人間に似たようなスタンプを捺しまくってしまい捺されたリナが襲われた。後に家族連れのフェタールと再会。 〔Ⅲ〕地図に書かれたおよそ一千万ジブン相当の自分を探す青年アントニーにつきあうハメになったリナ。2025/06/26
m.murasaki
2
表題作なかなかよかった。セルフクエストもオチも含めていいお話でした。あそこで迷うことなく竜破斬で一掃してしまうあたりがリナの思い切りの良さですねえ。ロスト・メモリーも皮肉な真実がなかなか。しかし、フェタール隊長嫌われてるなあ。2011/05/23
春巻き
2
この巻はギャグ分が薄いというか、シビアな話が多かったような印象。とくに「セルフ・クエスト」はアントニーの青さ(?)も含めて、すぺしゃるとは思えない味わい。ただ、こういう要素があってこそリナだし神坂先生だとは思うのだが…一冊の中で同傾向が続くのは珍しいかも? ロスト・メモリーの「いるのよねー。『機を見る』とかって言いながら、結局一生ずーっと機を見てるだけのひとって」のセリフが重くて深い…2009/03/29
Theodore
1
シリーズ27作目。ナーガさんの本編への出番はありません。表紙とカラー口絵に出てくるだけ…なのでちょっと残念。今回もいつも通りの4話構成。1話:記憶喪失で行き倒れていた女フランソワ(自称)を助ける話 2話:表題作。スタンプを押された人物を狙う暗殺事件を解決する話 3話:自分探しに出た男性を家族の元に送り返すべく奮闘する話。珍しくシリアス成分が多い 4話:2話の続き。下手すると使命を放り出しかねないずぼらな警備隊長に領主への密書を届けさせるべく苦労を重ねる話。脱力しそうなオチが待っている。2023/07/23
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