すずめすずなり（１）

著者名：秋山はる【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063143867

内容説明

駅徒歩10分。コンビニ近し。築10年の木造アパート。単身者（男女不問）に最適。――ただし、入居条件がひとつ。「朝６時半からの朝食に出席できること」以上。そんなコーポ白百合に入居した会社員・橋本修二郎と十人十色の住人たちが織り成す１K賃貸グラフィティ。性格は皆それぞれ、中年男から女子中学生まで世代もばらばら。だけど、みんな同じ屋根の下。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[イーダ]

またも久々の再読。この作家さん、もう書かないのかな。独特の雰囲気が好きなんですが。出てくる女性陣も完璧美人とか、最近の画風では無い（その時の流行の画風でもない）のですが、それがまた親しみやすくしてくれています。アパートのみんなが大家さんの娘さんの多恵子ちゃんの成長を見守ってる感があるのが、アパートなのにアットホームで好きです。

2019/08/29

[イーダ]

久し振りに再読。アパート、中学生。良いですね。多恵ちゃんの中学生らしい不安定さと橋本くんのちょっと痛い行動も、なんかほのぼのしていて、見ていて癒されます。

2016/08/24

[オジャオジャ]

表紙買い。何か知らんけど何か好き。僕が今まで見てきた集団生活物(ラブひな、まほらば等)とは違い最初から和気あいあいした物では無く何となくまだ冷めている雰囲気。喫茶店で出会った女セールスマンとの出会いに浮かれてからの落差は辛い。これがリアルか…………。

2017/08/16

[イーダ]

大分前に表紙買いしたもの。私の好きなアパートものでした。隣の部屋に美人のお姉さんがいるのはデフォ！でも、恋愛関係は全く別のところで起きています。同僚もの福田さんは美人でふくらはぎもキレイですが（主人公はふくらはぎフェチ）、大家さんの娘の多恵子ちゃんが中学生らしい不安定さがあってかわいいです。そして大家さんは不思議怖い（美人だけど）

2013/10/12

[ゴイゴイ]

オクターヴの人だと思って。朝食付き物件住みたかったです（過去形）。ありがちな感じで進む割には読みたいな。続きよみたいです。

2011/10/18