あらがうドラマ―「わたし」とつながる物語

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あらがうドラマ―「わたし」とつながる物語

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909926432
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0074

出版社内容情報

●ままならない日常に抗い、ともに生きていくために。今見るべきドラマがここにある! 

●日本のみならず、香港や台湾、韓国のドラマや映画などといったエンターテイメントについて様々な媒体で執筆する西森路代が、日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方を敏感に捉えた日本のテレビドラマの中から23作品を厳選し、様々な切り口から書き尽くした一冊。本書が生まれるきっかけにもなった、2024年話題沸騰の連続テレビ小説『虎に翼』の脚本家、吉田恵里香さんとの特別対談も収録!

●今の現状を打破しようと「抗っている」ドラマばかりになっていた。
「日本のドラマはつまらない」と言う話をよく聞く。特に私は韓国について書く仕事も多いため、「韓国ではあんなに社会を映しているのに……」と比較して言われることもある。日本のドラマには、政治を描いたものは少ないかもしれないが、社会やフェミニズムを描いたものはたくさんある。日本で見るべきドラマを探していた人にうまくその魅力を伝えられずにいたが、『虎に翼』で関心を持った人に、ほかにもこんなドラマがあるということを知ってもらいたいと思ったことや、日本のドラマに関心がある人と、その良さをもっと共有したいと思ったことが、この本を書いたきっかけだ。書き終わってみると、取り上げたドラマたちは、今の現状を打破しようと「抗っている」ドラマばかりになっていた。(本書「まえがき」より)

●公式サイトでは本書で扱うテーマとドラマを一挙ご紹介! 視聴できる動画配信サービスへのリンク付き!

■組織と労働
『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』『わたし、定時で帰ります。』『エルピス ―希望、あるいは災い―』

■恋愛の現在地
『妖怪シェアハウス』『恋せぬふたり』『伊藤くんAtoE』『こっち向いてよ向井くん』

■生殖
『大奥 Season1』『燕は戻ってこない』『透明なゆりかご』

■性加害
『問題のあるレストラン』『SHUT UP』『フェンス』『ファーストラヴ』

■たたみゆく暮らし
『団地のふたり』『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』『一橋桐子の犯罪日記』

■出会いと分岐点
『MIU404』『本気のしるし』『宇宙を駆けるよだか』『宙わたる教室』

■虎に翼
『虎に翼』

内容説明

ままならない日常に抗うために今見るべきドラマがここにある!日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方をとらえた23作品について、さまざまな切り口から書き尽くす。『虎に翼』の脚本家、吉田恵里香氏との対談も収録!

目次

組織と労働
恋愛の現在地
生殖
性加害
たたみゆく暮らし
出会いと分岐点
虎に翼
特別対談 吉田恵里香×西森路代「あらがうドラマ」を作る人

著者等紹介

西森路代[ニシモリミチヨ]
愛媛県生まれ。地元テレビ局、派遣社員、編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターに。主な仕事分野は、韓国映画、日本のテレビ・映画に関するインタビュー、コラムや批評など。2016年から4年間、ギャラクシー賞テレビ部門の選奨委員も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二人娘の父

6
読みながらつくづく思ったのは、日本のテレビ局への不信感の大きさである。「あらがう」をキーワードに近年の日本ドラマが語られるが、正直、ほとんど作品を見ていない。「虎に翼」も残り数週で止まったままだ。フジテレビの実態は思春期を「楽しくなければテレビじゃない」というムーブに毒された過去を思い出して辛くなる。もちろん「フェンス」のような画期的な作品もあるが、制作はWOWOWである。今期の大河ドラマも吉原を消費する視点が、耐えられない。西森さんの希望が実ることを祈るしかない、というのが正直な感想だ。2025/04/13

桐一葉

5
見応えのある日本のドラマにも出会いたい!って思うから読んでみたかった。ついこの間やけど虎に翼はかなり夢中になって観てたよなぁと思い出したり。書いてあるの読んでるだけで泣いた…🥲やっぱり社会問題が描かれているドラマを好む。ままならん日々に寄り添ってくれる物語を観ていたいねんなぁ。こういう考え、自分に足していこうと学べるのも嬉しいし。自分が体験しえない貴重なものを知れたり、傷になっているものが癒える瞬間があるから創作物にふれ続けているよな。とふと思ったり。2025/03/19

アリ子

2
最近ドラマはあまり見ない割に、取り上げられた作品が結構あって嬉しかった。 それにしても、私などなんとなく見ているだけだけど、こんなに深く語れるとは。2025/05/04

カオリ

1
あっという間読んでしまった。 それほどテレビドラマ見る方ではないと思うけど、取り上げられているドラマの半分は見ていたな、という体感。 こういう本を読むと自分の嗜好性もわかる。2025/04/29

レンコン餅

1
西森さんのドラマ評があるから見始めたかもしれない位、西森さんの文章は、読みごたえがあるし、ドラマの歴史や描きこみの変化など分かりやすくなっている。どれを観るべきなのか?迷う位あふれているから、案内本としても良い。  フェミニズムについても勉強になるなぁ。まだまだドラマがあふれているから続編もありそう2025/04/14

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