内容説明
三姉妹だって乙女、恋もします。長女・綾子は大物俳優と出会って恋に落ち、次女の夕里子は恋人の浮気にやきもき、三女・珠美も幼馴染と再会していい感じ。それぞれの恋に、担任教師の不倫や自殺未遂、数々の殺人事件まで絡み、もつれにもつれた謎と人間関係の複雑なあやは解けるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LUNE MER
16
長女と三女にはシリーズ初期以来の色恋沙汰のエピソードかと思わせる導入だったが、さほどの深入りはなく。忘れられた地下空間で逞しく生きる子供達とか、島田荘司作品を思い出すプロットも。2023/05/15
coco夏ko10角
13
「恋の花咲く三姉妹」というだけあって三人それぞれ恋愛要素あり。珠美の恋愛っていうと3巻を思い出す。最後は重いというか救いがないというか…。今回は綾子が舞台で花魁をやることになっててんやわんや、いつもより出番が多かった気が。2014/01/30
まいっ♪
12
相変わらずの三姉妹で楽しいけど、今回は「恋」がテーマなのにちょっと少なめだった気がする。もうちょっと夕里子と国友さんの恋模様を描いて欲しかったな!っと思ったり。2011/04/23
氷風
7
思いっきり途中からでしたね。まぁ1話完結型だからもはや気にしませんけど(笑 それにしても3姉妹ぶっとんだ性格してますね。う~ん。やや物語の進み具合が急展開すぎるというか。まぁ話事態がぶっとんだっていうかミステリーというより軽くホラーに近かった。というより結局誰もいまいち救われていないよね・・・?2011/08/07
kaizen@名古屋de朝活読書会
6
三姉妹もので、意外に長女が大活躍するものが多いことに気がつきました。 本書でも、舞台俳優として活躍します。 前向きな態度、意思の硬さなど、長女らしいところがでています。 事件は、複雑すぎて、それぞれの糸が、最後にきれいにまとまっていないような感じがしました。 次女は、しっかりしているが、冷血ではないことがわかりました。 三女は、けちな割りに、男性に対しては甘いということがわかりました。 三姉妹についての記述は、不満はありません。 他の登場人物の結末は、読者の想像にまかせるところもあるの2011/08/16