講談社文庫 三姉妹探偵団(25) 三姉妹、さびしい入江の歌

著者名：赤川次郎【著】

講談社（2018/09発売）

• ISBN：9784062939188

内容説明

静かな入江にある＜ホテル犬丸＞に休暇を楽しみに来た佐々本三姉妹－－綾子、夕里子、珠美。ホテルでは21歳の矢澄佐知子が、下働きから突然、新しい支配人になったところだった。そこに隣り町で殺人事件が発生。前の女将にも危険が迫る。他の事件を追っていた国友刑事も現れて、三姉妹は謎に迫るが!?大人気三姉妹探偵団シリーズ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[coco夏ko10角]

三姉妹探偵団シリーズ第25弾。三姉妹はテスト休みに旅行へ、その近くで殺人事件が。前作が微妙だったのでちょっと不安だったけど、今回は三姉妹がちゃんと活躍していて面白い。いつも以上に綾子の直観がなんだかすごかったような。

2019/06/17

[ありす]

読むタイミングの問題？若干盛り上がりに欠ける回だったな。犯人は反則感が否めないし、美術館での犯罪は、いやそんなに簡単に騙されないでしょ！とは思った。三姉妹の活躍がイマイチだったのも原因か。でも三姉妹のキャラは健在だったし、赤川作品ならではの話のテンポや読みやすさも健在。【シリーズ25作目】

2025/02/14

[LUNE MER]

設定とお約束の展開が確立されているという長寿シリーズの強みの上に毎回新しい話がきちんと乗っかってくるというのが本シリーズの良さ。特にここ数作ではヒロインの強さが光る。この後の温泉ホテル建て直しもスピンオフで読んでみたい。

2023/05/22

[くろねこ]

三姉妹温泉旅行の巻♨️ とある大企業の社長の命を救ったことで、それまで下働きをしていたホテルの支配人を任されることになった佐知子が今回の主役。 元支配人親子が母も息子もホントに嫌な奴なので、散々な目に遭ってスッとする。 ところで段々綾子の直感という名の超能力に解決を頼りすぎてない？って気もするけどそれはそれでまた面白いので良い😂

2023/01/20

[鍵ちゃん]

静かな入江にある「ホテル犬丸亅に休暇をたのしみに来た佐々木三姉妹。綾子、夕里子、珠美。ホテルでは21歳の矢富佐知子が、下働きから突然、新しい支配人になったところだった。そこに隣町で、殺人事件が発生、前の女将にも危険が迫る。他の事件を追っていた国友刑事も現れて、三姉妹はなのに迫るが！？

2020/08/05