講談社文庫 三姉妹探偵団(24) 三人姉妹殺人事件

著者名：赤川次郎【著】

講談社（2017/04発売）

• ISBN：9784062936170

内容説明

佐々本家の長女・綾子は泥酔したバイト先のチーフ・松木を自宅に送り届けた……はずだった。だが翌朝、松木の部屋には女性の死体が……！　驚いた松木は逃走し、職場の後輩を巻き込んで逃走を続ける。追い詰められた二人は綾子に助けを求め、夕里子や珠美も力を貸すことに。松木はどうなるのか？　事件の真犯人は？　あらたなるもう一組の三姉妹とはいったい誰？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ありす]

タイトルにドキッとさせられた。とうとうそっち側…とはならず、もう一組の三姉妹が登場。訳あってバラバラだった三姉妹がラスト集結するのは良かったけど、そこまで負の連鎖が続きますか？ってくらいどんどん人が死ぬのは、やりすぎではと思いつつも、この思いきりが赤川作品だなとも思った。今回も読みやすく、あっという間の読了でした。【シリーズ24作目】

2022/08/26

[coco夏ko10角]

三姉妹探偵団シリーズ第24弾。大貫警部たちって四文字熟語シリーズの人たちか。あれ未読なんだよなぁ。今回は三姉妹の活躍が少ないし事件もめちゃくちゃで正直微妙…。

2019/05/07

[LUNE MER]

今回は佐々本三姉妹とは異なる人生を歩み、悲劇に巻き込まれてしまった三姉妹の話。ラストの真相解明の強引な畳み込みは定番とも言える。赦されるべきか、赦されざるべきかということで言えば、今作の三姉妹は赦されて欲しいと個人的には思う。

2023/05/22

[よっしー]

折角三姉妹探偵団と大貫警部シリーズの共演なのにあんまりキャラが活躍してない感じで残念。面白かったんだけど、何か勿体なかったな…。

2018/05/19

[うさぎ組]

なんとタイトルの3人姉妹とはそういう事だったんですね。 長女の直感は相変わらず冴えてたけど、今回活躍の場が少なかったような… 突っ込みどころも満載だよなぁー

2017/10/01