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内容説明
三島の造反で混乱を極めた御城では、松子と長老たちが対立。長老たちの手から逃れるために地下迷宮へ入った紫信と才蔵は、その最深部に広がる謎の花園に出た。そこで二人を待っていた松子の口から、御城最大の秘密がいま明かされる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
10
初読。壮大な物語だった。2013/01/11
midorino
9
久しぶりに読みたくなって全巻大人買い。紫信に泣かされる。ただ守られているだけのお姫様じゃないところが、すごく好き。2018/11/13
Hanako
6
再読。松子様の「そこは私の一番安心できる場所よ」は何度読んでも涙腺決壊。母親としての彼女の姿勢は決して褒められたものではないけれど、彼女なりの不器用な愛だったのだと思うと…そしてそれをきちんと受け取った紫信は本当に強くなったんだなぁと感動した。主役二人に関しては十二分に語られたと思うが、他の人々のその後ももっと読みたかったなぁ。2010/08/10
蜜葉
5
いやー、面白かった!この人の作品はハズレがない(*^^*)クライマックスは悲しかったけど、最後の最後で本当の家族が一つになって良かった!正兄と松子の別れがなんとも切ない。才蔵がどんどんかっこよくなっていったと思っていたけど、はじまりが演技で本当はもともとしっかりしている人だったのね。これで、高尾さんの作品をほぼ揃えたことに(^o^)2014/03/05
琥珀
4
最終巻。一つの歴史が終わる。さまざまな過去に縛られる人々の中で、左介のシンプルでストレートな言葉は、殻を打ち破る力を持っていたように思う。苦労性の義人さんが、里を再建していくのだろう。シリアスに静かに進む中で、最後に才蔵の照れて慌てた顔がまた見られたのが、ほっとした。2010/12/02