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内容説明
日本の産業が長期低迷を続ける一因は、高い技術力をビジネスに活用できないことである。本来、事業の核となるべきは、従来技術者たちが個別に活動していればよいと考えられていた技術部門のマネジメントである。技術の視点から経営を考える「テクノロジーマネジメント」のエッセンスを事業戦略に基づいて体系的かつ具体的に紹介する本書は必ずや「管理のためのマネジメント」から「新たな価値を生むためのマネジメント」への第一歩となるだろう。
目次
第1部 技術戦略の体系(競争・市場環境と技術経営;技術戦略とは)
第2部 技術経営の機能別マネジメント(研究開発マネジメント;製品開発マネジメント;知的財産権マネジメント;アライアンスマネジメント;生産マネジメント)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yambeee
1
3年前に読んだが再読。MOTをザラっと俯瞰するのに良く体系化された良書。「技術は価値連鎖をつなぐ橋渡しの役割」ということだが、このバリューチェーン上の活動ごとに要素技術が存在していて、それは相互作用しているから、各活動ごとに「何が価値ある技術なのか」を細かく把握するのが大事。あとはマーケットインの発想とアーリーアダプターをどう獲得するのかという短期戦略が大事。2015/02/08
Syun
1
最近、経営感覚のある技術者を目指しているので、ぴったりな本であった。製品開発、研究開発のありかたなど参考になった。2014/03/04
hiroshi.goodman
0
また読んだ。次も読むでしょう2013/05/17
ぶ~よん
0
最近興味がわいた分野の入門書を読了。事業戦略から生産まで体系的に紹介されているので、イメージがつきやすい。が、専門的に深掘りしているわけでは無さそうな本で、あくまで入門書。日本の産業が、どうして低迷を続けてしまうのか。それは、高い技術力をビジネスに活用できないことである。みんな分ってるんだけど、日本の企業はしがらみが多くて難しいのかなぁ。ただ、未だに強みは持っている。統合的品質管理(TQC)はその一例。小集団で行う品質管理活動であるQCサークルは、日本企業が得意としているもの。ふむふむ。2012/11/14
まる@珈琲読書
0
★★★☆☆2009/07/27