富士見ファンタジア文庫<br> さよならトロイメライ

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富士見ファンタジア文庫
さよならトロイメライ

  • ISBN:9784829162415

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内容説明

「――貴方、名前は?」小さな唇から紡がれた言葉が脳髄を打つ。「藤倉。藤倉冬麻、だけど」それが、藤倉冬麻の日常の接続終了。田舎町のさびれた高校に突如現れた美少女転校生によって、“私立御城学園”へと拉致された藤倉冬麻・17歳。全寮制のその学園には、<トップ3>と呼ばれる選ばれた生徒が存在し、何故か冬麻は<トップ3>となっていた――。「これから泉と冬麻さんはずっと一緒ですっ!」冬麻の<パートナー>だと名乗る少女・泉。「藤倉。まさか反論ではありませんね?」冬麻を拉致した張本人、巫城都。トップ3とは? 彼らと常に行動を共にするパートナーとは? そして、屋上に響くトロイメライの音色に隠された過去の傷とは――。第3回富士見ヤングミステリー大賞<井上雅彦賞>受賞作、新感覚ミステリー登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

20
冬麻の恐ろしいまでの順応力と、しゃれにならないトリックに驚きました。ここまでやってしまうと友情にヒビが入るのでは・・・。二巻へ。2015/06/04

ちゃか

4
田舎町の寂れた高校に通っていた藤倉冬麻。 ある日やってきた美少女転校生の巫城都によって、彼は私立御城学園へと連れ去られることになって。 全寮制のその学校には、トップ3と呼ばれる生徒を選ぶ伝統があり……なぜか強制転校させられた冬麻も、そこに在籍することになって。 伝統に則ってパートナーとして泉という少女が傍につくことになって、ドタバタ学園生活を送っていくことになる話。2023/09/26

四面疎化

1
評価A- 来月六年ぶりに待望の新刊が出るってことで数年ぶりに再読。これを知ってる人はみんな言うけど、改めて思った。やっぱ人を選ぶわコレ。主人公の冬麻くんだが、彼は話題に対して思考が二転三転して脱線しまくる癖に、大事な場面では感情大爆発させるストレートさの両方を持っている。一見キャラが崩壊しそうな両極端なんだけど、これがまた絶妙なバランスをとっていて、ある意味で人間らしさをひしひしと感じる作品。久しぶりに読んだけど相変わらず面白かった2014/04/23

いんちょ

0
2008-01292016/03/06

いんちょ

0
2005-0224-073.2015/05/05

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