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内容説明
貴族ウィリアムとメイドのエマ、かなわぬ恋と知り、ロンドンを去ったふたりは、それぞれの階級から緩やかに時代を変えていく……。19世紀末、華やかなりし英国ヴィクトリア朝を舞台にした、伝統と革新のブリティッシュロマンス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
40
恋も仕事場も失ったエマはロンドンからドイツへ。格差社会はどうなんだろうと気にしつつ、エマの持つ雰囲気がいいので苛める人もなく、富める人のメイドになった。最後数頁のところで登場したミセストロロープ・・何者ぞ2018/06/05
はるき
15
恋と職を失ったエマは新天地へ。妙に悲劇のヒロインちっくにならず働くのが彼女らしい。階級差のロマンスが売りの本作だが、恋の行方ははてどうなる？ドイツ系の新しい主人の家での日常描写がすごく楽しい。2016/07/02
むきめい（規制）
4
ドイツにて雇われましたが、やっぱり職場には言い辛いのでしょうね・・・・・・。こちらでもそつなくこなしている所にできたメイドを感じさせてくれました。2016/06/04
読生
2
教えは本物。 どちらにとってもね。 今はただ無心でやるべきことをやるのみ。 それしかできない。 それは見る人によっては魅力的で、見る人によっては痛々しい。 でもそれしかできない。2025/03/01
ＫＡＫＯ
1
この巻は、印象派スーラの絵が動いているような上流階級の川遊びの場面と、「目が口ほどに物を言う」ハンスの目の動きが心に残っている。そしてなんと言っても、このお話の中で私の一押しカップル、ドロテアとヴィルヘルム夫婦の登場シーン。2021/04/02
