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内容説明
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八百比丘尼となった玉梓の霊に八犬士が勝利して、物語は大団円をむかえる。発表以来、時代時代の新しい読者を得てきた物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーちゃん
80
このシリーズの南総里見八犬伝の、最終巻です。玉梓と八犬士との戦いが、ようやく終わりました。みんな、幸せになって良かったです。 玉梓に操られていた悪女などが、とてもかわいそうだと思いました。また、八犬士たちがこの後どうなったのか、とても気になります。私は、八犬士が伏姫の前で1人ずつ名前を言うところが、一番好きです。とても面白かったです!他のバージョンの南総里見八犬伝も、読んでみたいです。2021/02/28
猫ぴょん
46
大きな声でいってみよう♪ 仁義礼智忠信孝悌♪ いざとなったら玉を出せ♪ 力が溢れる不思議な玉を〜♪ 😍面白かったよ〜✨ でも玉梓はどうなった? 最後ってこんなんだっけ? ちょっと謎が残った😅 大人向け読もうかな笑。 ✨さてさて。 思いきって大河ドラマ化してくれないかな? 史実ではないけど今ドラマ化したらウケると思うんだけどなー✨ 八犬士はイケメンでお願いいたします😍 余談✨私の趣味のひとつはパワーストーンのブレスレット集め。 間違いなく脳内深く刷り込まれた八犬士の玉✨笑2023/06/29
海猫
35
最終巻ということで話のステージが一回り大きくなった。前半は八犬士があまり出てこないのでこれでとまとまるか気になったがちゃんと着地。後半の合戦場面がダイジェスト的なのは評価がわかれるかと思うが私はこれで良かったと思う。以前にも白井喬二訳のものなど南総里見八犬伝は読んだことはあるがこの児童書版であらためて読んでも面白かった。特に少年漫画的な面白さが強調されていたと思うし、簡易ながらもテーマも語られていた。そしてやはり素晴らしいのは山本タカトのイラスト。実に妖艶で見事に物語を飾りましたなー。2014/01/04
TERu☆
11
一応、楽しく読めたんだけど・・・。 妖しのようなものが出てくる話しで始まった話しが人同士の戦で終わる、なんともしっくり来ないような気が・・・。 玉梓との決戦で終わると思っていたので、肩透かしを食らった気分。 ハッピーエンドは良かっけど、映画里見八犬伝のほうが良かったカモ。2014/11/12
Keystone
11
大団円。大変面白く読みました。あとがきで知りましたが、本作は滝沢馬琴が48歳で書き始め、76歳で書き終えたそう。眼を悪くしてからは、文字の読み書きのできない息子の嫁、路に文字を教えながら代筆させたとのこと。滝沢馬琴と路の努力と執念に感動しました。2014/10/20