内容説明
ナース十人いれば看護も十色。新米ナース・有福のこだわりは、「白衣の天使」とはちょっと違います。患者さんの髪にかぶせてあげるネット。床ずれの効果的な治療法。そして、死にゆく人の最期の言葉……。力みかえったり、ホロリとしたり。天然ぼけと正義感の絶妙なバランスで、現代社会の縮図・病院の日常を生き生きと描きます。「病気になんか縁がない」と思っている人にもおすすめしたい、人気コミック『おたんこナース』の原案小説化です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロイヤルミルクティ
2
★★★★☆2002/06/06
あこ
1
自分と重ねて笑ってしまった1冊。優等生学生とはりあって教育する姿が笑えるけど、分かる。一生懸命でやらかしてしまうナースはきっと遅咲き優秀ナースなはず。2011/07/24
okusama@灯れ松明の火
0
ちょっと古いけど、あるある!と面白く読んだ。小林さん、その後も色々書き進めてるみたいだから、読んでみようかな。2012/10/16
草薙香里
0
凄く読みごたえが有った。だが、おたんこナースで一度読んだ話ばかりだったので先が見えて残念。2012/05/16
Ayano
0
付け届けとか時代が違うけど、看護学生の話はどっちの立場もわかる気がする。あと、噂の広まり方の怖さとかも共感。1年目ナースの言動としては共感できない部分もたくさんあるけど、それだけ目の前の人に一生懸命な状態なんだろうなと思いながら読んだ。2019/10/28