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内容説明
営業一課の久米が忘年会に参加しないので、補助金のひとり分をもらいたいと総務にやって来る。久米はその金をスキーに行く足しにしたいというのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そ吉
2
ビッグコミックス連載の山口六平太の1988年初版単行本。 今から34年前の昭和から平成にかけてのサラリーマン生活が描かれている当時の世相や風俗もわかる懐かしい感じの漫画。 今では考えられない社内スキー旅行は当時スキーブームの中で雪山の保養所とか持つ大手企業のステータスを示すものだった。 第8話の有馬係長の受付嬢への態度は今ならパワハラの典型でパワハラ研修のビデオにも出てこないベタなパワハラだが、当時は結構そんなことが日常的にあったなと感じた。★★★☆☆2022/08/14
キートン
1
この巻読んでて思い出すのが、7話の「家庭の柱」。 会社からの奨学金で進学して別の自動車会社に就職した子供に対して、「それで?」「本人が頑張ったのが大事なんだ」と言い切る社長。それを読んだ学生時代の先輩が、「この社長、なかなかの人物やな」と感心。私もそう思う。2017/08/27
くたびれ役人
0
防火査察、壁面塗装工事の立ち合い、スキーツアーの引率等何でもこなす総務で相変わらず興味深い内容でした。どの話もわがままで指示に従わない社員が出てきましたが、うまくあしらう六平太には感心しました。2019/08/18