内容説明
『アンアン』の好評連載、待望の単行本化! 女にとっての永遠のテ-マ(美)をあらゆる角度からチェック。やせたい、もてたい、きれいになりたい・・・と、いつも考えている女の子たちへの応援エッセイ。身近なタレントや友人たちの美女ぶり、自身のこれまでの愉快な失敗談なども満載。
目次
マリコストリート・リターンズ(お久しぶりです。
ブルーの皿の思い出
マリコ式ファッション再生術 ほか)
美人のつくり方(美人のつくり方
失恋の記憶
バーゲンいろいろ ほか)
美人礼賛(魔がささない人生なんて
夜を制するものは、体重を制す
寝巻と女の人生 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rinko
35
初版1998年!15年も前ですよ!出てくる話題がちょっと懐かしい(笑)今現在もan・anで連載が続いてますよね、すごいなぁ。ハヤシさんは正直だ。裏が無いから悪口言っても嫌味が無い。僻み根性は人一倍、自意識過剰だけれど、それを敢えて認めてざっくばらんに言っちゃう感じ、なかなかできることじゃないよな〜。さすが、面白い方です。2013/11/03
mike
8
「ルンルンを買って…」がベストセラーとなり、著者がメディアに初めて出た時、結構衝撃的だったのを覚えている。また、話し方も何となく傲慢な感じがしてネガティブなイメージが強かった。数年たって、登場した彼女は驚くほど綺麗になっていた。本書を読んでなるほど。歯の矯正とダイエット、さらにメークや服のコーディネイトの研究等努力していたのだ。これは20年以上も前のエッセイであるが、歯切れよく毒づく感じが今の私には受け入れられる。各章の自画像がユーモラスで可愛らしい。2021/05/20
みどり
6
古本。彩りの美しい、健康的な家庭料理は心も体も調子が良くなる。それがわかってはいるものの、たまに塩辛いポテトやハンバーガーが恋しくなる時がある。林真理子の文って、なんだかジャンクフードに似ている。食べやすくてついつい手が伸びてしまうし、どこか癖になる。美しさに執着のある女の人ってかっこいいと思う。まわりの美女に対して、羨望の気持ちと僻みや妬みのきもちがないまぜになったり、外見からくる苦しい体験も林さん自身にもちろんあったのだと思うけれど、それを自力で乗り越えておもしろく文を書く林さんはとっても魅力的だ。2017/01/23
みな
5
図、バブル時代のエッセイ。あの頃は本当に高価なものが流行ってたなぁ。その中でもまりこさんはどっぷりあの時代に浸かったのね。2015/10/08
ぴの
4
思っていたよりきさくな人なのだな。テツオ好きです。2015/09/26