内容説明
未だ見ぬ恋人に思いを馳せながら、なかなか実現しない夢への焦燥感に胸を焦がす。。。青春時代ならではの甘酸っぱい記憶がよみがえる甘く切ないメモリーを綴ったこのエッセイは、まさにアンアンの大人気連載エッセイ「美女入門」のルーツ。
「私のスフレ」改題。
目次
少女の岐路(セーラー服と毛糸のパンツ
少女の魂
彼女の居場所 ほか)
純情な時代(東京の家
つかの間の自負
世界の入口で ほか)
青春の落とし物(無邪気な春
母の願い
初恋の人 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
35
やはり既読でした。「私のスフレ」を改題したもの。時々、他のエッセイにも見られる、真理子さんの中学~高校時代を振り返っての話が中心。10歳違うけど、田舎ってのは我が街も大して変わらない。だけどこんなに身なりを構わない女の子は居なかったような気がします。それにしても、凄すぎる高校生ですよね。文芸部での作文があまり今と変わらないです。私は初期の頃の真理子さんの小説が好きです。エッセイは気楽に読めるので出たらつい読んでしまいます。2014/02/21
きたむらさんえ
3
いつもの美女シリーズかと思って手に取りましたが、違う(笑)ほぼ著者の小学~若手の頃のエッセイでした。そこまで面白くなかったな。残念。2015/08/14
anken99
3
自分で買ったわけじゃないんだが…。アンアンの連載をまとめた本書。特に学生時代のエピソードが大部分だ個々は面白いんだが、毎回オチが屈折している。なんだろう?ハッピーになれない読後感。2013/03/10
レクサソ
3
それなりに面白かったけど、再読はないね。図書館で十分でした。2013/02/10
tomi28
3
本棚にあったんで、なんとなく暇つぶしに読みました。 決してためになる本ではなく、少々作者の自慢話が鼻につきますが、過去の自分を客観的に見れていることに対しては好感が持てます。2012/02/06