内容説明
<p>みんなの幸せを、みんなでつくろう。
いま注目の問題解決手法「ソーシャルデザイン」。
育児、地域産業、高齢化、コミュニティ、災害……
社会の抱えるさまざまな課題を市民の創造力で
クリエイティブに解決する方法を、
7つのステップと6つの事例でわかりやすく解説。
ソーシャルデザインとは「森の中に、道をつくる」活動
高齢化、地域産業、育児、コミュニティ、災害……
社会課題は、鬱蒼とした森のようなもの。
足を踏み入れると出口が見えず、
とらえどころがなく、道に迷うことも多い。
ソーシャルデザインとは、
そんな森に一本の道をつくる活動です。
森を歩き、声を聞き、仲間をつくる。
森の地図を描き、一番必要とされる場所に、
必要な道を、橋を、小屋をみんなでつくる。
それがソーシャルデザインです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森
6
図書館で借りる。前半は道筋の付け方、後半が事例で、具体的に書かれており参考になると思います。しかしながら特に目的意識のない方に読んでいただいても、何も得るものはない。そのような特殊な本であると認識。先々、読み返す必要があるかもしれない。このような本があることを知っておこう。2013/10/13
Acha
5
やっぱ人だよなあ。そうだよ、人だよ。としみじみと。私はへたれなのでワークショップが好きな人のイケイケな雰囲気にいたたまれない気持ちになることがある。なんか実験されてる気持ちがして不愉快にすら思うときもある。もうあの並べられたふせんたちの毎度の押せ押せ感たるや。でも、そのもの自体は嫌いじゃない。そしてこういう本を読むと、一歩(いや7歩?)進んでいる人たちの勇気や実践力に感じ入る。だってとても大切なことだから。2014/08/21
Koichi Tamura
4
素晴らしくいい本でした。2014/03/04
Hachi_bee
3
職場で借りた本。みんなに読んでもらいたいので、見出しを中心に斜め読みして早く返す。写真や挿絵がきれい。CaseStudyは特に面白かった。1940年に出版されて1988年に邦訳されたというジェームス・W・ヤングの「アイデアのつくり方」を読んでみたい。 ボクにとっての森は、今の職場だと思った。自分の仕事は職場で働き方のデザインをすることなのだろうと認識できた。2019/09/22
yurari
3
すっきり。特に分かりやすかったのは 体験のプロトタイピングの進め方 1. ペルソナ設定 2. ペルソナがアイディアと出会う 3. ペルソナが行動する 4. ペルソナの生活が変化する 5. コマ割りする 6. 各シーンを絵に描く 7. 行動と感情を強調する2019/07/12