内容説明
土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!
第6巻/薩摩と長州が力を合わせれば、幕府を倒すことは可能であろう。しかし互いに憎悪しあっている両藩が手を結ぶとは誰も考えなかった。そして竜馬が動いた。その決死の奔走により、慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟が成立する。維新への道は、この時大きく開かれたのだ!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
349
いよいよ倒幕も射程に入ってきた。薩長秘密同盟が、竜馬の構想と働きの甲斐あって成就。竜馬の卓越している点は多々あるが、まずはこの時代にありながら藩といった概念を超越していたことが挙げられる。今から見れば、当たり前に見えるかもしれないが、これはとんでもないパラダイムシフトの転換である。例えば、現在でも日本の右翼や国粋主義者が日本という枠組みを超えられるかといえば、おそらくは難しいだろう。左翼にしてもそうであるかも知れない。竜馬が長州藩にも薩摩藩にも面子を捨てさせたことも特筆すべきことだろう。もっとも、⇒2026/05/15
カピバラKS
138
●六巻は竜馬によって薩長同盟が成立。この偉業成就について、著者司馬は「事の成るならぬは、それを言う人間による」という。●私は齢五十を超えているが、事業の成否を当事者の人柄が決したことは、多くはなかったと感じる。司馬との違いに、興がそそられる。●ところで、本巻では「婦人」について、「思慮深さと伶俐さ」はあるが、「つねに感情の鬱屈」するところがあり「恨みを結べは容易に解くことができない」ものとする。まぁ、そういう一面はあるのだろうが、さりとて令和の小説では書けまい。さすが昭和の小説である。2025/12/03
再び読書
136
竜馬しか成し遂げられなかった薩長同盟、これで幕府の命運は尽きた。日本の為にと竜馬を突き動かす心意気に、流石の薩長も飲み込まれたとも言える。
mura_ユル活動
134
「主義をもって手をにぎらせるのではなく、実利をもって握手させようというのである。」子供に対しては実利を優先すると説得しやすい。主義は親のエゴになることが多い。むずかしい。2011/11/21
ゴンゾウ@新潮部
107
難産の末に薩長同盟が締結された。西郷と桂の間で奔走する龍馬。彼だけが日本国の未来を見ていた。寺田屋襲撃、長州征伐 維新の風が突風に変わりつつある。おりょうさんの悪女ぷりが徐々に出てきたかな。2018/01/07




