内容説明
西暦23世紀。地球は巨大な戦場と化している。ボルネオ島コタキナバル基地では、女分隊長キャッスル率いる治安部隊が、日々訓練に明け暮れている。新兵ラファエルは、大雨の中、武器庫で女性の伍長・ティナと出会った。いきなり目の前で倒れた彼女は、実は妊娠中で、除隊して一人で子供を育てるつもりだと言う。ティナが幸せになれるよう、キャッスル達は、あれこれと作戦を立てるが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひー坊
4
KZ番外編。キャッスル隊はみんないいキャラだなあ。本編がピリピリしているだけに、和んだ。2018/09/22
秋乃みかく
4
★★★★☆ 再読。この巻は番外編。まだキャッスル隊がボルネオ島で戦っていた頃の話。とりあえず食べ物にすぐつられてしまうお子様のラファエルが可愛いwそう言えばティナって本編でもちょこっと出てきたっけ。昔この本の影響で「グッドモーニング・ベトナム」観たの思い出しました(笑)2017/04/26
はるき
2
表紙がまず少女小説らしくない。内容はもっとらしくない。 今回の最大のテーマは過去との決別と新しい門出(のようなもの)で、しっかり大人の恋愛を描いているのだが、あくまでサブキャラ同士という潔さ。キャッスル隊長は今回も格好良く戦ってくれた。今まで出なかった戦闘機パイロットをこんな形で登場させるとは。短編集でも手抜かりのない戦闘シーンにしびれた。コメディー要素を満たしながら、やっぱりキルゾーンはキルゾーンだった。2012/11/26
くろねこ
2
エイゼンとキャッスルが酒保で言い合う場面が最高。あと、ラファエルのバナナ線も。まだ平和(戦争中だけど)な時代がまた見れて嬉しい。2009/05/11
ぽに
1
再読。2021/05/13