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内容説明
大前氏は「はじめに」でこう書く。マッキンゼー社全世界4000人のスタッフは「本来の仕事であるコンサルティング以外に、常に何らかの研究を行なっている。その大半は公表、出版するためのものではなく、スタッフの知識レベルを高めたり、研究成果を共有するための、いわばR&D報告である」「私は社内でも最も貪欲な読者の一人で、これらに目を通すのが習慣となっている」「それらの研究の中には日本の読者にも知らせたいことがたくさんあり、また、私の意見をつけて解説したいと思う場合も多い」。金融の無国籍化、21世紀企業への体質転換、クロス・ボーダーM&A、環境、R&Dマネジメント……世界で生き残るための戦略を学ぶ。
目次
第1章 アメリカ「規制緩和」の衝撃
第2章 「米国企業は日本で成功しない」の大嘘
第3章 日本企業「EC統合」戦略の死角
第4章 「ドイツ通貨・経済統合」に潜む陥穽
第5章 「市場統合」で欧州企業はどこへいく
第6章 21世紀に日本企業が生き残る条件
第7章 「ボーダレス・マネジメント」革命
第8章 日本企業の「ポストM&Aマネジメント」は落第
第9章 日本企業を巻き込む「クロス・ボーダーM&A」
第10章 「資産神話」崩壊後の企業経営
第11章 日本企業に「真の経営力」はあるか
第12章 資金の「無国籍化」が招く金融不安
第13章 日本の銀行は世界のベストバンクとなれるか
第14章 金融界を震撼させる「企業内銀行」
第15章 「環境」こそ90年代超優良企業の課題
第16章 経営革新を生む「新・SIS」
第17章 企業の命運を握る「R&Dマネジメント」
第18章 夢ではない行政コストの六割削減