真田十勇士 〈巻の三〉 - 長編時代小説

著者名：笹沢左保

光文社（2014/08発売）

• ISBN：9784334709143
• NDC分類：913.6

内容説明

ついに十番目の勇士望月六郎もそろい、十勇士の大活躍が始まった。密命を帯びて薩摩へ向かう猿飛佐助の行く手をさえぎる甲賀流忍者群。一方、家康は方広寺の鐘銘を種に、豊臣方に圧力をかける。物語白熱。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[GaGa]

最後の一人も加わり、ついに十勇士揃い踏み。三のメインは猿飛佐助、海野六郎VS徳川方の雇われ忍者軍団との対決。それにしても、真田幸村がほとんど描かれない真田十勇士ものというのも珍しい（笑）このまま十勇士視点のままで突っ走るのか！？

2011/01/07

[【すとちゃん】]

２巻では小幡勘兵衛、この３巻では宮本武蔵や島津義弘と、色んな人物を佐助らに絡めてきますなぁ～。そして、ついに一騎当千の兵（つわもの）集団である真田十勇士―猿飛佐助・霧隠才蔵・由利鎌之助・穴山小助・三好清海入道・三好伊三入道・筧十蔵・根津甚八・海野六郎・望月六郎―が勢揃い！と思いきや、なんと最終章で、その内の一人に偽者疑惑が……。虚実取り混ぜての話しの進め方が上手く、あっという間に３巻目も読了。

2009/11/03

[忍者千乗りの門戸開放]

別管理していた読了リストより転記