ハヤカワ文庫JA グイン・サーガ外伝４ 氷雪の女王

著者名：栗本薫【著】

早川書房（2015/11発売）

• ISBN：9784150301804

内容説明

豹頭の超戦士グイン。彼は辺境の森に忽然と現れたのち、パロの遺児リンダとレムスを助けて、モンゴール軍と戦った。しかし、彼はこれからというときになって、二人に別れを告げるのだった。自らの失われた記憶を知るためには、北の賢者を探し出さねばならない。グインは再び旅だった。吟遊詩人マリウス、また一度は別れた傭兵イシュトヴァーンを連れて、ついにグインは北の最果ての地へとたどりついたのだが……。外伝・第4弾。（※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

★超大作『グイン・サーガ』シリーズ全173巻完読プロジェクト（ギネスに挑戦！） https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、外伝④（20/173）です。 漸く20冊まで来ました。本巻は、グイン＆マリウス＆イシュトヴァーンの北方珍道中の巻でした🐆　続いて、第二話、第17巻へ。

2022/04/03

[さら]

再読。グイン・サーガの中でも好きなのがグインとマリウスとイシュトヴァーンの三人旅のこの外伝。グインを挟んでマリウスとイシュトの諍いが兄弟ゲンカのようで微笑ましいです。

2017/03/01

[nonたん]

うっ！おっぱい・・・怖い・・・片方出している女の人には要注意だ。まんまと悪がきは騙されておったぞ！欲深小僧、夢想小僧、老獪師父の三人旅。水戸黄門第42部と相成ったわけだが、似すぎている・・・　　クリームヒルド女王は今までで一番いい女ですぜ！氷に閉ざされてなければ、連れ出したいねぇ・・・　　ヘンな終わり方だけど、続く・・じゃないよね。

2010/10/05

[いおむ]

再読ー！グイン・サーガの外伝の中で一番印象に残っていた作品。解説の高千穂遥がいみじくも書いていましたが、本編がグイン中心のヒロイックファンタジーから群像ファンタジーにシフトしていく流れの中で、色濃くヒロイックファンタジーままで書かれており、大好きです！

2021/10/31

[きーみん]

グイン、イシュト、マリウス三人旅第二弾。夜トイレが怖くて「お兄ちゃん着いて来て〜」と言うちっちゃな弟みたいに、一生懸命グインを口説いて自分と来るように言うイシュト。これはちょっと可愛い♪イシュトファンが彼を甘やかす気持ちが少しわかる^^乗り気じゃないマリウスをおだててサクッとやる気にさせたグイン。もしかして一番口がうまい！？お話はいくつかの冒険だが、最初の話は「おっぱいにだまされるな！」という話だと思う(笑)読友nさん、心して読んで欲しい(爆)

2010/08/29