感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kuukazoo
16
滝口さんが書いているので読んだ。料理し、食べることがテーマのエッセイアンソロジー。家事としての料理は時にめんどく時に楽しく、自分1人のためにするのと家族のためにするのとではまた違う。料理に対するそれぞれの葛藤や流儀が見え隠れして面白く読んでいたが、最後の平松洋子さんの1篇はずどんと重かった。生きるための料理、には終わりが必ず来ることを手渡された。2025/04/10
蝸牛
11
春日武彦「わたしとしては、料理ができないようでは老人になれない気がするのである。」勤務医人生をリタイアしての所感だからこそ真実味がある。阿古真理は読書好きであったから『赤毛のアン』『小公女』などの翻訳児童文学の食べ物の描写に魅了されて好んで料理をしていたのに、夫と暮らすようになったら「しんどい、」実に共感した。全編さらっと読めてよかった。2025/10/27
犬都歩
8
春日先生目当てで読んだ、料理にまつわるエッセイアンソロジー。春日先生がこういう本に寄稿するのがとても意外だったけれど、中身はいつもの調子で一安心。産婦人科医時代に患者の尿管を切ってみたくなる誘惑と常々戦っていたという話は以前参加したトークショーでもニコニコと話しておられたけれど、料理エッセイにそんなことを書くのは古今東西探してもこの方くらいだろう。2025/04/21
ERIN
7
作って食べる、ということはある意味人として普遍的だからこそ、個人的な文脈が際立って面白い。私自身自炊はするけれど、これが食べたいとかこの料理を作りたいという欲は大きくないのかもしれない。が、最近豆乳が美味しいなと思ったり、いつも100g109円のこま切れを買うところ、気まぐれに199円の豚もも肉を買ったらとても美味しかったり。なんかそういう小さい発見の方が嬉しいのかもしれない。2026/03/16
あるぱか
6
平松さんやツレヅレハナコさんなど好きな方が複数いらっしゃったので読みました。思っていた内容とは少し違いましたが、料理することに対すら色々な人の姿勢や工夫が読めて面白かったです。2025/04/05




