内容説明
あいまいで変わり身が早い、左右に激しくぶれ、外圧には弱い、そのくせ反発する。心理的矛盾・葛藤に直面するや自分に関係ないものとしてぼかし、なかったことにしてしまう―外から見たら多重人格民族にしか見えない日本人は、このままでは破滅する。
目次
第1章 ドーパミン気質とセロトニン気質から日本人の国民性を探る
第2章 「見ざる・聞かざる・言わざる」の社会心理はどこから生じたのか
第3章 日本人はいつから多重人格を発症したのか
第4章 日本人はなぜ言葉に酔いやすいのか
第5章 あいまいな日本の私たち
第6章 官僚に見るエゴ共同体の病理
第7章 日本の文化と教育はなぜ荒廃したのか
第8章 日本人は自己変革できるのか