目次
第1章 動詞と文の要素(動詞と文の必須要素;動詞の「手」 ほか)
第2章 2種類の自動詞(表層主語と真性主語;スル動詞とナル動詞 ほか)
第3章 能動文と受動文の交替(受動化できない他動詞;意味役割に基づく説明 ほか)
第4章 場所句交替(場所句交替の条件;モノ目的語構文のみを取る動詞 ほか)
第5章 与格交替(なぜ2つの名詞句が動詞に続くのか;二重目的語構文の条件 ほか)
第6章 自動詞・他動詞の交替(どのような動詞が自他動詞交替できるのか;他動詞用法を持たないナル動詞 ほか)
著者等紹介
中島平三[ナカジマヘイゾウ]
1946年東京生まれ。1972年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了(文学修士)、1982年米国アリゾナ大学大学院言語学科博士課程修了(Ph.D.)。東京都立大学人文学部教授などを経て、学習院大学文学部教授。その間、東京都立大学附属高等学校長、学習院初等科長、MIT客員研究員(フルブライト上級研究員)、ハーバード大学客員研究員、日本英語学会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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books
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高校のときに、なぜだったかは覚えていないが、二重目的語構文に並々ならぬ興味を抱いたことがあった。そのためか、大学に入って二重目的語構文に関する記述を見ると、ついついじっくり読んでしまう。この本も例外ではなくて、大学一年のときにその構文の説明を見て、愚かにもレポートにしたためてしまった。言語学の知識がほとんどないのに…。結果、先生からコテンパンに指摘された。しかも、言語学ではなく日本文学の先生に(笑)
稲
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英語学概論の参考書。非能格動詞と非対格動詞の違いについて調べるために読んだ。本書では、前者を『スル動詞』、後者を『ナル動詞』としてわかりやすく解説していた。2018/08/29
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