出版社内容情報
<トップセールスに打って出ること、これこそすべてに最優先すべき社長の緊急課題>
かつて「販売の鬼」と呼ばれた著者が、自社を「販売の強い会社」に短期間に変えるための緊急で最大の課題を具体実例をあげながら説き明かす。
【主な目次】
1章 社長がやるトップセールスの威力
1 社長は、今こそトップセールスに打って出よ
2【実例】トップセールスで危機をチャンスに変えたN社
3【実例】大メーカーの攻勢にトップセールスで突破口を開く
4【実例】販売の神様=市村清さんのトップセールスの凄さ
2章 トップセールスの実際
1 社長がやるトップセールスの実践急所
2 そのものを狙うな
3 商売の切り出し方
4【実例】トップセールスで好業績の基盤を築く
5【実例】私のトップセールス実践法
3章 業績を支配する社長の意識改革
1 社長のトップセールスの成果を全社展開するために
2 どうすれば自分を変えられるか
3【実例】従業員が居つかなかったK社の急成長
4章 売り切るための2つの武器
1 外にマーケティング、内にTQC
2 マーケティングの実戦急所
3 TQC、実戦の急所
4【実例】現実・現場から成長の手がかりを見つける
5章 売り切る精鋭軍団づくり
1 自社の販売部門の戦力測定と強化の急所
2 自社の販売網の戦力測定と強化の急所
3 自社の仕入先の戦力測定と強化の急所
4 売り切るための「魂」の注入
5【実例】ひとりの受付嬢が社長の念願を実現させる
6章 私の「販売14則」
1 時間厳守
2 ひたすら回る
3 次につなげるイエス、バット
4 非効率の効率
5 理屈で負けて、商売で勝つ
6 ライバルは、けなさないで褒める
7 一回の訪問ですべて聞かない
8 「そのひとこと」を聞き逃さない
9 説明と説得の違いを知る
10 買わせず、使わせる
11 永遠のセオリー「フェイスツーフェイス」
12 クレームは最大のチャンス
13 メモ魔になれ
14 最後の3%のツメが分かれ目
7章 私の「経営21則」
1 ネアカ体質
2 プラス発想
3 覚悟を決める
4 体力
5 謙虚さと素直さ
6 ロマンとソロバン
7 3つの眼をもつ
8 鬼の心と仏の心の両方をもて
9 命令と励ましのミックス
10 トラブルが生じたときの心構え
11 部下の骨は必ず拾う
12 時間を増やす
13 現状を疑う
14 まず人を好きになれ
15 次の工程はお客さま
16 検察官ではなく弁護士に
17 権限委譲と責任逃れ
18 裏の数字を読む
19 チャンスは貯金できない
20 儲けるは有限、儲かるは無限
21 誰かに生かされていることを知る
【著者紹介】
「販売の鬼」と呼ばれ、リコーの販売軍団を育てた立役者。1970年最年少で取締役就任。その後三愛に転じ、常務、社長を歴任。徹底した現場・現実主義で売り場を活性化、万年赤字体質の同社を短期間で黒字転換、業界初のSPA(小売製造業)を導入し、同社を700店舗、1000億円企業に育てあげる。
1996年、メーカーと小売業の両方に強い経営コンサルタントとして経営指導をはじめるや、全国の中堅・中小企業からの指導依頼が殺到、以来10数年をへて、上場会社や幾社もの業界トップ企業を輩出、東奔西走の多忙な毎日を送っている。
1929年佐賀県生まれ。著書に「販売の鬼と呼ばれて」「営業ができなくて幹部と言えるか」「部下の心がわかる人、わからない人」がある。
現在、田中事務所代表。三愛石油、サンライフ取締役、ファイブフォックス(コムサデモード)監査役はじめ、35社の会長、最高顧問、相談役等を兼務。