内容説明
縄文思想から武士道、そして日本精神。日本人はどのように脳を使ってきたのか。「人として信頼できるがんの名医100人」にも選ばれた、覚醒下手術の第一人者であるトップ脳外科医が、扁桃体や報酬系の暴走を止めるための『正しい脳の使い方』をやさしく解説。
目次
はじめに ストレスをコントロールして幸せに生きていくために
第1章 脳から見た医療
第2章 脳から見た教育
第3章 脳から見た仕事
第4章 脳から見た歴史
あとがき 魂を感じやすい右脳民族・日本人に課せられた本質的な課題とは…
著者等紹介
篠浦伸禎[シノウラノブサダ]
1958年生まれ。東京大学医学部卒業後、富士脳障害研究所、東京大学医学部附属病院、茨城県立中央病院、都立荏原病院、国立国際医療センターにて脳神経外科医師として勤務。1992年、東京大学医学部の医学博士を取得。同年、シンシナティ大学分子生物学部に留学。帰国後、国立国際医療センターなどで脳神経外科医として勤務。2000年より都立駒込病院脳神経外科医長として活躍し、2009年より同病院脳神経外科部長。脳の覚醒下手術ではトップクラスの実績を誇る。2015年、『週刊現代』の記事「人として信頼できるがんの名医100人」に脳領域で唯一選ばれるなど日本を代表する脳外科医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aisapia
7
今の社会は機能性とか効率ばかりを求めるようになった左脳思考世界になっている。日本人は自然災害も多く、自然に対して畏怖や尊敬の念を持ってきた右脳民族だから左脳思考が強い社会で鬱が増えてきているのではないか。本来は魂を大切にする日本精神が忘れられている。視床下部がしっかり働くことで動く意識は波動ではないか。よく治る患者は治癒した後にどう社会に貢献していきたいかの意識がある人。我慢を覚えさせることで発達障がいの改善がある。志を持たせる。これからの時代は魂を磨き合うことが重要になる。などなど勉強になった。2023/09/22
lovejoy
0
★★2021/03/12
雲
0
うーん。篠浦先生は一線で活躍する脳外科医。ややスピリチュアルな内容だ。それはいいんだが、先生は、国粋主義者なのかな?そこが気になって、内容はあまり入ってこなかった。 ミスター左脳、ミス右脳、ミスターブレインという三者の退団形式で書かれているのだが、これが回りくどくて読みづらい。だから、なに!?と言いたくなる本。 2021/03/19