出版社内容情報
「統計って、どうしてこんなに難しいんですか?」
そんな心の声を密かに隠し持っている人、いませんか?
それもほとんど涙目で。
その気持ち、お察しします。
インターネットで統計の用語を調べると、
日本語かどうかもわからないような難解の言葉の数々。
統計の入門書を開いてみると、
学生時代にも目にしたことのないような数式の数々。
「あーもう無理だ。」
と思ってしまうのも無理はありません。
本書の主人公。山田君も、そんな「統計、無理!」な1人でした。
大学は体育会系で勉強もあまりせず、
Excelを開いたこともなかった山田君ですが、
新卒採用の会社でデータ分析チームに配属されます。
そこで出会ったゴリラ部長に、統計の基本を教わって…
というのが本書のストーリー。
「君の仕事は、明日からデータ分析だ!」
「これからのビジネスには、データ分析が必須です。」
「統計がわからないビジネスマンなんて?!」
「配属前に、統計の基礎を学んでおいてください。」
といったビジネスパーソン「あるある」解消の第一歩を、
ゴリラ部長がやさしく手助けしてくれます。
部長の授業を読み進めるにつれて、
・標準偏差
・正規分布
・相関
・散布図
・回帰分析
が、
「あれ? わかっちゃった!」
となることまちがいなし。
Excelを使って実際の計算を行うことで、
知識の習得スピードも俄然速くなり、定着スピードも上がります。
もちろん、サンプルファイルも提供します。
それでは、ゴリラ部長と一緒に学んでいきましょう!
内容説明
新設されたデータ分析チームに配属された山田君。その辞令を見た時は驚きました。なぜなら大学時代は部活に4年間熱中。勉強はまじめに取り組まず、統計はもちろん、エクセルすらほとんど使ったことがなかったからです。それなのになぜデータ分析!?新卒採用の最終面接を担当してくれたゴリラ部長の他は、自分を含め3名の小さなチーム。新設のチームだけど、データ分析とか統計って、ネットや新聞などでも見ない日はない言葉だから、期待されているチームなのではないかな。そんな期待と不安が入り混じる中、最初のMTGを迎えます。…そして、ゴリラ部長による統計の授業が始まった!仕事でデータ分析をはじめたい人の、最初に読む本です。
目次
第1章 標準偏差―売上平均が同じでも実態は違うデータの散らばりを調べよう!(はじめまして;データ分析で一番大切なこと ほか)
第2章 正規分布―過去のデータから将来の売上を予測しよう!(少ないデータから多数のデータを推測する;推測統計とは? ほか)
第3章 相関―売上を上げているのはどんな要素を持った人?(相関とは?;相関と因果の違いを知る ほか)
第4章 散布図―入社時面接の点数と売上の関係を図にして理解しよう!(散布図とは?;散布図をエクセルで作ってみよう ほか)
第5章 回帰分析―将来の売上予測にもっとも影響を与える要因を探せ!(回帰分析とは?;エクセスで単回帰分析をしよう ほか)
著者等紹介
表孝憲[オモテタカノリ]
1981年生まれ。京都大学法学部卒業。UC Berkeley Haas School of Business修了。株式会社ミツカリ代表取締役社長CEO。普段は会社経営、ミツカリ適性検査の開発販売を行い、顧客に対して人事データ分析やセミナーを行う。東京医科歯科大学非常勤講師、高知大学医学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みたきな
Kyo-to-read
hiro
Monty
Go Extreme