内容説明
現役師家(大本山永源寺派管長)が明かす白隠禅師の真意。明治年間の流布本に校訂を加えた上で、正確な読み下しに豊富な振り仮名をふった訓読と注記。大灯録の部分と白隠禅師の提唱部分で字体を区別し、読みやすくした。注記は、特に白隠禅師の引かれる広範囲な引用の典拠をほとんど究明。さらに語注だけにとどまらず、大灯・白隠両禅師の真意にまで迫る。禅文化研究所黒豆データベースに対応。
目次
巻1 住大徳語要
巻2 住大徳語要 住祐徳語要 帰大徳語要
巻3 住崇福語要
巻4 退崇福帰本寺語要
巻5 頌古評唱
巻6 頌古評唱
巻7 拈古評唱
鵠林後語
著者等紹介
道前慈明[ドウマエジミョウ]
昭和17年(1942)5月、福井市生まれ。昭和47年、京都大学文学部哲学科博士課程中退。同年、大徳寺塔頭聚光院にて出家、宗閑と名付けられる。昭和49年、鎌倉建長僧堂の湊素堂老師の膝下に掛搭、のち建仁僧堂に転錫。平成3年、建仁寺派福成寺(京都市)住職就任、道号を慈明とする。永源僧堂の仙巌室篠原大雄老師に通参し、平成12年に嗣法。平成25年4月、永源僧堂師家ならびに永源寺派管長に就任。室号・槐安窟(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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