内容説明
大阪経済法科大学創立者故金沢尚淑博士を追悼し、本学教養部教員諸氏が精魂込めた研究を世に問う論文集である。
目次
第1部 歴史と文化(日中関係史に対するプロソポグラフィー的試論―在間島・日本総領事館文書と伊地知書記生;行基絵伝にみられる「猪名寺孤独園池図」について;葛城王朝の成立時期について;酒造文化のルーツについて)
第2部 社会科学の周辺(労働法制の変遷と派遣事業法上の労働者性;ヨーロッパにおける歴史都市の近代的変容;現代青年の社会的性格;ワイマール憲法第5章 『経済生活』の特質―憲法制定国民議会の論議を中心に)
第3部 自然と人文(長良川河口堰建設の諸問題―河口生態学の立場から;インド論理学とその性格について―東西科学思想の比較・検討のために;伝記者のこころ;単分子膜研究の前史―表面天秤以前のRayleighによる表面の汚れの研究;『尺には尺を』に見られる四大悲劇の原型)
-
- 和書
- プログレッシブ独和辞典